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アメリカ ナスダックの下値めどは

2022年1月27日(木)Newsモーニングサテライト

大和証券CMアメリカ 森本裕貴さん

アメリカ 実質金利と株価の関係
現在の相場を揺さぶっているのはFRBのバランスシート縮小で、実質金利が大幅に上昇し、PER、株価収益率の適正水準を掴めなくなることへの不安ですので、過去の実質金利とPERの相関を見ていきたいと思います。
実質金利が上昇するほどPERは低い水準にあります。
一方、実質金利がマイナス圏にある間はPERが高い水準でも許容されていることがわかります。
現在、10年実質金利はマイナス0.6%程度ですが、バランスシート縮小が開始されると、0%まで上昇する可能性があります。
実質金利が0%の場合、過去の傾向から計算すると、予想PERは24.1倍が妥当ということになります。

アメリカ ナスダックの下値めどは
株価はPERとEPS、1株利益を掛け合わせて求められます。
今年半ばにバランスシート縮小が始まるというのが市場で想定されている最もタカ派的なシナリオですから、それに合わせて、今年と来年のEPSの平均である536ドルを使用します。
実質金利が0%の場合のPER24.1倍にEPS536ドルをかけて、ナスダックは1万2917になります。
これは前日の終値から4.6%下落した水準です。
ただ、インフレは一過性の要因も多く、利上げも始まることで徐々に落ち着いてくると思います。
紹介したのはワーストシナリオと言えますが、冷静に相場と対峙するうえで知っておくことが重要だと思います。

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