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アメリカ 金利上昇 今後は?

2022年1月6日(木)Newsモーニングサテライト

ホリコ・キャピタル・マネジマント 堀古英司さん

アメリカ 金利上昇 今後は?
長期の債権については今後ますますその傾向は続いていくと思います。
アメリカの家計の資産は去年9月末時点で114兆ドルと過去最高を記録しています。
これは日本の約6倍以上となります。
ここ20年ほどの内訳を見て見ると、預金は15%前後でほとんど変わっていません。
株式の比率は2000年代前半には40%前後だったのが、2020年には47%にのぼる一方で、債券の比率はやや減少し、現在は約6%程度になっています。
問題は年金の部分です。
この部分はこの20年間、ほぼ30%で変わっていません。
そして、その年金が特に近年、非常に大きな債券の買い手になっています。
アメリカの大手企業の年金ポートフォリオでは債券の比率が着実に増加しています。
高齢化が進む限り、その傾向は変わらないとみられ、今のように折に触れて上昇することはあっても、長期的に見れば、長期金利が比較的低位で推移する可能性は高いと思います。

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