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メタ 今後に勝機は?

2022年2月4日(金)Newsモーニングサテライト

マキシム・グループ 久野誠太郎さん

メタ株急落 背景を分析
2021年10-12月期の決算は売上高は前年比およそ20%増えたものの純利益が8%減少、2022年1-3月期の売上高見通しも市場予想を下回りました。
要因としてはフェイスブックの1日当たり利用者が海外も含めた全体で初めて前期から減少したこと。
アップルが端末へのプライバシー保護を強化し、ターゲット広告の配信が難しくなったこと。
広告主がインフレやサプライチェーン問題で広告予算を削減したことが挙げられます。
また、VR機器など仮想空間、メタバース関連への投資が収益を圧迫したほか、今後の収益拡大の見通しも不透明です。

メタ 今後に勝機は?
メタが今後の収益化への自信を示しているのは傘下のインスタグラムで展開するリール機能です。
最大1分の動画を投稿できるものとしては若い世代を中心にユーザーのエンゲージメント、利用頻度が高くなっています。
また、最近ではこうした短い動画によるマーケティングが効果的といて、企業からの人気が増しているとの調査もあります。
ただ、同様のサービスを展開するTikTokなどとの競争が激しくなっているほか、プライバシー保護や市場独占などを巡り当局からの圧力が強まっています。

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