ソフトウェア企業に注目
2022年2月17日(木)Newsモーニングサテライト
マキシム・グループ 久野誠太郎さん
ソフトウェア企業に注目
パンデミックによるデジタル化が急加速している中、ソフトウェア関連は大きく上昇してきましたが、足もとでは高いバリエーションが嫌気され、株価は下げに転じています。
幅広いソフトウェア関連銘柄を含むETFは11月の高値から1月の安値までで26%以上下落しています。
企業によりIT投資は今後も持続的な成長が見込めることから、株価が下げたソフトウェア関連に投資妙味があると見ています。
調査会社ガートナーは今年、世界のIT支出額を5.1%増の4兆4500億ドルと予想していますが、中でも企業向けソフトウェアの支出は11%増の6720億ドルが見込まれています。
その中でもクラウドサービスへの支出が増え、企業向けソフトウェア支出の大半を占めることになりそうです。
クラウド大手、サービスナウは先月発表した2021年10-12月期の決算は市場予想を上回り、株価が反転するきっかけとなりました。
サービスナウは企業向けにIT管理ソフトを提供していますが、100万ドルを超える新規契約が前年比52%増と力強い需要が示されました。
ソフトウェア企業ではパロアルトネットワークスやワークデイ、セールスフォースドットコムなどが決算発表を予定しています。
需要の力強さがさらに確認できれば、相場の反転のきっかけとなるかもしれません。
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