アメリカ 機関投資家の持ち高増
2022年3月25日(金)Newsモーニングサテライト
米国みずほ証券 兼松渉さん
アメリカ 機関投資家の持ち高増
投資家にとってロシアによるウクライナ侵攻、インフレ懸念、FRBによる金融引き締めなど目先の不安材料が多いことは否定できないのですが、その中でもアメリカの機関投資家のセンチメントには底打ち感も見られています。
NAAIM、全米アクティブ投資家協会によると、機関投資家による米国株の保有状況を示す持ち高指数は今月頭に2020年4月以来の低水準まで落ち込んだ後に急反発しています。
タイミング的には今月末、つまり第1四半期の末にこれまでアメリカ株の持ち高比率を減らし過ぎていた投資家の持ち高調整の買いが期待できるのではと考えています。
この持ち高指数にS&P500を重ねてみると、新型コロナのパンデミックが始まった2020年3月には持ち高指数とS&P500のボトムがほぼ一致していることがわかります。
今回も月末にかけて期待されるリバランスの買いが株価上昇のきっかけになると考えています。
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