アメリカ マイクロン決算を分析
2022年4月1日(金)Newsモーニングサテライト
大和証券CMアメリカ シュナイダー恵子さん
アメリカ マイクロン決算を分析
マイクロンテクノロジーの去年12月から今年2月期の決算は売上高が24.9%増、純利益は3.7倍と市場予想を大幅に上回りました。
ロシアのウクライナ侵攻による悪影響は見込んでいないとしています。
半導体製造に使用されるネオンのおよそ7割がウクライナ産です。
ネオンを製造するウクライナの大手2社だけで世界の供給量の5割程度を占めるとされます。
しかし、これに関しては格付け会社のムーディーズも各社が備蓄を進めていたため、ネオン不足が半導体生産に影響を及ぼすことはないとの見解を示しています。
データセンター向けの売上高は1年前と比べて60%以上増加、2021年に半導体メモリーの最大市場はモバイル端末からデータセンターに置き換わりました。
今後も旺盛なクラウド需要がデータセンター向けの成長を牽引しそうです。
パソコン向けは一般の消費者からの需要が軟調な一方、企業からの需要が回復しました。
一方、スマホなどモバイル端末向けは中国で需要の減速がみられると併記しています。
先日、台湾の半導体受託生産最大手、TSMCの劉会長も中国のロックダウンでスマホやPC、テレビなど家電需要が打撃を受けていると発言、ですが、データセンターや自動車向けは好調だそうです。
エヌビディアなどデータセンター向けの売上比率が高い半導体企業の好調が予想されます。
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