価格転嫁の上限超え
液化天然ガスなどの発電用燃料価格の上昇が大手電力の経営を直撃している。
20日公表の貿易統計(速報値)をもとに算定すると、東北電力が6月から、燃料費の上昇分を電気料金に転嫁できなくなる。
燃料費の増減分を一定の範囲内で価格転嫁できる制度の上限に達するためだ。
電力10社中6社目で、上限に達する大手電力が増えている。
円安の加速で燃料調達費はさらに膨らむ見通し。
法人向けの競争も激しく、収益環境は厳しさを増す。
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