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アメリカ 商品価格下落の影響は

2022年7月19日(火)Newsモーニングサテライト

大和証券CMアメリカ シュナイダー恵子さん

アメリカ 商品価格下落の影響は
S&P500構成銘柄の過去3カ月の騰落率1位がモンスタービバレッジという飲料会社だったことに注目しています。
実はこの会社、アルミ缶の供給不足とアルミ価格高騰で、利益率が悪化し、3月までは株価が大きく下がっていました。
しかし、FRBが利上げを開始した3月をピークにアルミ価格がおよそ40%低下し、株価は反転、上昇しています。
商品先物市場ではアルミだけではなく、3月の高値から銅はおよそ45%、小麦はおよそ40&下落とウクライナ侵攻前の水準まで低下しています。
ガソリン価格も足元下がってきましたので、急増した企業のコスト負担は和らぎそうです。
また、こうした変化は数カ月のタイムラグの後、景気指標にも表れると予想されます。
大和総研アメリカのCPIの四半期ごとの予想では、7-9月期に8.8%でピークを付け、徐々に減速し、来年後半には3%台に落ち着くと見ています。
目先は物の価格が下がっても、サービス価格、特に住宅や家賃はタイムラグが1年以上あって、下がりにくいのですが、7月9月と大幅利上げが続くと、物価上昇に歯止めがかかってくると思っています。

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