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アメリカ 半導体 下方修正の兆し

2022年7月6日(水)Newsモーニングサテライト

米国みずほ証券 川尻賢弥さん

アメリカ 22年上半期は大幅下落
2022年上半期のダウは15.3%下落し、下落率は60年ぶりの大きさとなりました。
ハイテク株の比率が高いナスダックの下落率は29.5%とさらに大きく下げています。
相場全体が何両か繋がるジェットコースターをイメージするとハイテク株はいわばその先頭車両にあります。
先頭車両が先んじて下り坂を下り、ディフェンシブ名がえらがそれを追っています。
そのため相場全体の次の方向性を見定めるにあたり、ハイテク株の動向は引き続き注目すべきだと考えています。

アメリカ 半導体 下方修正の兆し
SOX指数の下落率は上半期35.2%ととりわけ大幅な下落となりました。
半導体業界が今後、持ち直すためにはこれから発表される4-6月期の決算において業績に対する市場の期待値がリセットされる必要があると考えています。
先週、いち早く決算を発表した半導体メモリーのマイクロンテクノロジーは今回、足元で需要環境が弱まったことを指摘しました。
このような弱さを認める動きは今後、半導体業界に広がっていくと想定しており、同時にアナリストらによる下半期の業績見通しの下方修正が始まる兆しと見ています。
このような下方修正が市場で十分に織り込まれた後にようやく過度な悲観が薄らいでいくシナリオなら、買い手が戻ってくるまでにはまだしばらく時間を要すると思います。
全体として相場のジェットコースターは坂を下っており、底打ちを議論するにはまだ早いかもしれませんが、長期投資を念頭に買うタイミングを探るために決算で示される各社の今後の見通しが注目となります。

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