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アメリカ 相場の行方を占うアノマリー

2022年8月19日(金)Newsモーニングサテライト

大和証券CMアメリカ 森本裕貴さん

アメリカ 相場の行方を占うアノマリー
半値戻しに関する相場の経験則、アノマリーを紹介します。
一般的に高値から20%以上下落することを弱気相場入りといいますが、S&P500は過去50年間で7回経験しています。
その弱気相場入りをした後に株価が半値戻しを達成した場合、その後の株価が再び安値を割り込んだことはないというアノマリーがあります。
アノマリーから言うと、二番底を探る可能性は小さくなったと言えそうです。
過熱感に関するものです。
アメリカでは買われ過ぎ、売られ過ぎの判断にRSIというテクニカル指標を使うことが一般的です。
これが70を超えていると買われ過ぎと見なされ、S&P500構成銘柄のうち70を超えている銘柄の比率が30%を上回ると、指数全体に過熱感があるとされます。
これが足元31%に達しています。
面白いことにアノマリーでは全くの逆なのです。
2000年以降、同様のケースは今回で11回ありました。
そして、その後のS&P500のパフォーマンスを見ると、3か月後は8回でプラス、半年後は9回でプラスでした。
このことはアメリカ株に関しては株価上昇に弾みがついた時は、その後も当分の間、その勢いを持続する傾向が強いことを物語っています。
過熱感を理由に慎重すぎるスタンスを取ると、投資の好機を逃す可能性がありそうです。

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