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アメリカ 8月相場の見通しは

2022年8月2日(火)Newsモーニングサテライト

大和証券CMアメリカ 矢澤賢さん

アメリカ 8月相場の見通しは
7月相場からの上昇の流れが続く可能性は十分にあると思います。
過去5年間のアメリカの10年実質金利と12カ月先予想PER、株価収益率の相関関係を見ると、現在、実質金利は0.1%程度で、過去の相関関係に照らし合わせると予想PERはおよそ18.6倍に当たります。
この値と足元の12カ月先予想EPS、1株利益で産出した現在のS&P500の理論値はおよそ4330ポイントです。
先週末終値の4130からおよそ5%の上昇余地があることになります。
年初来下落が目立っていた成長株に注目しています。
特に足元の決算発表後に上昇した銘柄、アマゾンドットコムやアップル、マイクロソフトなどIT大手がその代表です。
例えばアップルは4-6月の四半期におけるiPhone売り上げが前年比で減少すると予想されていましたが、ふたを開けてみるとおよそ3%のプラスで着地しました。
市場は業績悪化を過度に織り込んでいたため、株価のリバウンドが期待できると見ています。
また、マイクロソフトはマクロ環境の悪化が明らかになりましたが、2023年6月期通期の売上高と営業利益はともに2ケタの伸び率達成が可能とコメントしていることから、買い安心感につながると考えています。
短期的に決算リスクがないことに加え、対市場シェアや強靭な財務などから厳しいマクロ環境を乗り切ることが可能だと考えられます。

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