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アメリカ住宅市場に変化

2022年9月28日(水)Newsモーニングサテライト

岡三証券NY 𠮷田拡司さん

アメリカ住宅市場に変化
ここマンハッタンでは先週、全米で最高額となる2億5000万ドル、およそ360億円の住宅物件が売りに出され注目が集まっています。
高さおよそ470mの世界で最も高い住居用ビルの最上階の物件となりますが、株価の下落や景気の先行き不安が広がる中、一部から販売価格について非現実的との見方も出ています。
実際にマンハッタンの住宅事情は足元で変化の兆しを見せています。
不動産大手、ダグラスエリマンなどの調査によると500万から999万ドル未満コンドミニアムの新規契約件数は8月、1年前から54.2%減ったほか、5カ月連続で過去最高を更新していたマンハッタンの賃料は8月、中央値で4100ドルとなり、前の月から下落しました。
本日発表されたS&Pケースシラー住宅価格指数は主要20都市で前の月からマイナス0.4%と2012年以来初めての下落となりました。
さらに不動産会社、コスタ―グループによると8月の主要40都市の賃料は前月比マイナス0.1%となり、20カ月連続の上昇がストップしました。
また、ニューヨークを含む27都市で下落が確認され、現在の新規供給は需要を上回っていると説明しています。
足元の堅調な労働市場に加えて、住宅在庫が不足していることを踏まえると賃料の下落が非常に緩やか進みそうですが、風向きはすでに変わったと見ています。

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