把瑠都の上手投げ、把瑠都の足を見ていきます。残っていますよね、完全に。これははっきりと誤審といってもいいぐらいの相撲ですね。

2012年9月9日(日)大相撲秋場所　　－初日－　「綱とりの日馬富士　横綱白鵬は」

【解説】正面（幕内）北の富士勝昭さん
　　　　向正面（幕内）舞の海秀平さん
【アナウンサー】正面（幕内）藤井康生さん

魁聖-把瑠都

軍配は魁聖に挙がりました。物言いはないですね。正面から見た時には逆かと思いましたが。

右足の方が出ていなければ、左足の方は残っていましたからね。

何事もなく物言いも付かず終わってしまいましたが、把瑠都敗れました。

把瑠都の上手投げ、把瑠都の足を見ていきます。残っていますよね、完全に。これははっきりと誤審といってもいいぐらいの相撲ですね。

行司さんがちゅうちょなく自信を持って挙げましたからね。

5人の審判、把瑠都の勝ちと見ていても、勝ち名乗りが上がる時に、時々下から違うという声が上がるんですが、それもありません。

把瑠都の負けになりましたよね。さっきの栃煌山も負けになるんですよね。

これはぶつかり稽古をやって、引っ張って引っ張ってもらってやらないと、全力士に言えることだと思います。ぶつかり稽古が足りない

2012年7月12日(木)大相撲名古屋場所　　－五日目－

【解説】正面（幕内）北の富士勝昭さん

【アナウンサー】正面（幕内）藤井康生さん

ぶつかり稽古の話をしましたね。自分が胸を出して、それも大事だけれども、自分がぶつからないと駄目ですよ。こういう力士は前に落ちやすいんですからね、これはぶつかり稽古をやって、引っ張って引っ張ってもらってやらないと、全力士に言えることだと思います。ぶつかり稽古が足りない。

前に落ちるということは、ぶつかり稽古というものが、前かがみ、前傾姿勢を取りながら、我慢して我慢して前に落ちないようにね。

それを今は嫌がってみんなやらないし、見ている方もやらせないし、そしてすぐ終わってしまう。ですから、昔とは全く違う。大事なことを忘れていますね。これは指導者もいるわけですからね、徹底してやらせるべきですね。

これから挑戦する力士は横綱、大関陣が最近張り差しが多いですよね。この対策をどう考えていくか、どう対策していくか、一つ大きな課題になると思いますね

2012年 5月11日（金）大相撲夏場所　　－六日目－

【解説】正面（幕内）舞の海秀平さん

これから挑戦する力士は横綱、大関陣が最近張り差しが多いですよね。この対策をどう考えていくか、どう対策していくか、一つ大きな課題になると思いますね。よく相手の手を見ながら立っていく。敢えて立ち合いから当たっていかないということですよね。そういうことを考えてくる力士が増えていくと横綱、大関陣もさらに苦しんでいきますね。

いや、これは日馬富士失敗しましたね。突いていくというのは危ないんですよね。外されるとこういうふうになってしまうんですよね

2011年 9月13日（火）大相撲　幕内の全取組　－　秋場所　二日目　－

【解説】正面（幕内）舞の海秀平さん
　　　　向正面（幕内）常盤山さん
【アナウンサー】正面（幕内）太田雅英さん

隠岐の海-日馬富士
隠岐の海には失礼ですが、九分九厘大関が勝ったかと思いました。
いや、これは日馬富士失敗しましたね。突いていくというのは危ないんですよね。外されるとこういうふうになってしまうんですよね。先場所、日馬富士がなぜ勝てたかというと、相手をしっかり捕まえて回しを取ったからなんですね。
結果論にはなってしまいますけれども、日馬富士が相手には回しを与えずに突っ張っていったわけですけれどもね。
日馬富士出足から勝美に行きましたよね。隠岐の海の懐の深さと足腰の良さですよね。懐の深さにやられましたよね。

何かイメージしていると思うんですけど、たぶん聞いても教えてくれないと思うんですけどね、現役の横綱ですから

2011年 7月19日（火）大相撲　幕内の全取組　－　名古屋場所　九日目　－
【解説】正面（幕内）舞の海秀平さん
　　　　向正面（幕内）谷川さん
【アナウンサー】正面（幕内）刈屋富士雄さん

琴奨菊-日馬富士
琴奨菊は今日の立ち合いちょっと甘かったですね。やっぱリ左四つですからね。

白鵬-鶴竜
何かイメージしていると思うんですよね、普段から。仕切りの直前も体を揺らしているんですよ。肩を揺らしているんですよね。何かイメージしていると思うんですけど、たぶん聞いても教えてくれないと思うんですけどね、現役の横綱ですから。

攻めの琴奨菊というイメージありますけれども、受けても力強さがあるんだなというのが今日初めてまたわかったような気がしますね

2011年 7月16日（土）大相撲　幕内の全取組　－　名古屋場所　六日目　－
【解説】正面（幕内）北の富士勝昭さん
　　　　向正面（幕内）秀ノ山さん
【アナウンサー】正面（幕内）佐藤洋之さん

安美錦-琴奨菊

立ち合い悪いですよね。この力士の一番の悪い癖というのが右の脇が空くというところなんですけれども、やはり安美錦の前さばきの良さで二本入られてしまいましたよね。でも、こう見ていると、攻めの琴奨菊というイメージありますけれども、受けても力強さがあるんだなというのが今日初めてまたわかったような気がしますね。

安易に右四つになってしまったりね、もったいないですよね。こんな相撲が取れるんですから、おっつけも、見てくださいよ、左からのおっつけ

2011年 7月13日（水）大相撲　幕内の全取組　－　名古屋場所　三日目　－
【解説】正面（幕内）武隈さん
　　　　向正面（幕内）富士ヶ根さん
【アナウンサー】正面（幕内）吉田賢さん

豪栄道-稀勢の里
稀勢の里、おっつけができるんですからね、けんか四つの相手には徹底してこういう相撲を取ればいいんですけどね。それがなかなか取れないんですよ。安易に右四つになってしまったりね、もったいないですよね。こんな相撲が取れるんですから、おっつけも、見てくださいよ、左からのおっつけ。
すごいですね、豪栄道というと下半身はしっかりしているんです。

今日も本来の腰を割った立ち合いではありませんでした。あるいはかなり腰の状態が悪いのか

2011年 7月12日（火）大相撲　幕内の全取組　－　名古屋場所　二日目　－
【解説】正面（幕内）舞の海秀平さん
　　　　向正面（幕内）片男波さん
【アナウンサー】正面（幕内）刈屋富士雄さん

豪栄道-魁皇
今日も本来の腰を割った立ち合いではありませんでした。あるいはかなり腰の状態が悪いのか。昨日今日と魁皇の腰の低さではないですよね。相手を起こそうと先に押し上げていこうとしましたもんね。
右で上手を取ればね、何とかなるんですけどね。取らせてもらいませんでしたね。

本人はあれよあれよという間にどんどん相手十分の体勢を許してしまって墓穴を掘りましたね

2011年 7月11日（月）大相撲　幕内の全取組　－　名古屋場所　初日　－
【解説】正面（幕内）北の富士勝昭さん
　　　　向正面（幕内）舞の海秀平さん
【アナウンサー】正面（幕内）藤井康生さん

琴奨菊-豊ノ島
ちょっと過信があったんじゃないかなと思いますね。立ち合い見て思ったんですけどね、当たって、右の上手をある程度簡単に引けると踏んでいたと思うんですよね。これで取れなかったと。でも、まだ大丈夫だと思っていたはずなんですよね。ここからでも強引には寄ってこないだろうと。何とか左を差そう差そうとしていたんですけれども、豊ノ島も絶対に左を差させなかったんですよね。自分でも右を差してもろ差しになりましたよね。本人はあれよあれよという間にどんどん相手十分の体勢を許してしまって墓穴を掘りましたね。

心のコントロールが今一つだったか、白鵬

2011年1月20日放送　ＮＨＫ総合　大相撲　幕内の全取組　初場所　十一日目

解説：北の富士勝昭さん　宮城野(元竹葉山)さん
実況：山口達也さん

白鵬-稀勢の里
内容が素晴らしかったですね。
一方的な、こんな流れになるとは思わなかったね。
立ち合いがちょっと高かったですね。あまりにもちょっと興奮しすぎているんでしょうね。
心のコントロールが今一つだったか、白鵬。