本当に126年前に考えた、どこでも国境を構わずに、旅行するという夢がようやく実現するんではないかと、大きな形で実現すると
2009年12月17日放送 NHK総合 クローズアップ現代
さよならオリエント急行
画家・エッセイスト 玉村豊男さん
考えてみると、ヨーロッパが、EUがいろんな苦難を乗り越えながらまとまってきて、ここまで来たと。大統領まで選出して、政治的にもかなり共通のものができてくると。ちょうどオリエントエクスプレスの最初の時に、トルコに入ると、オスマン帝国に入ると、線路がなかったように、今、トルコがEUに加盟するかどうかと言っているときですから、もしEUにトルコの加盟が実現すると、本当に126年前に考えた、どこでも国境を構わずに、旅行するという夢がようやく実現するんではないかと、大きな形で実現すると。その意味では、このタイミングというのは、すごい符丁を合わせたような歴史的なタイミングだったなと思いますね。平和でなければ、そういう旅行はできないし、国境を越えて、どこへでも、自由に旅できるというのは、やっぱり人間の夢だったでしょうし、特に、鉄道は近所の人たちと、地域の人たちとふれあいながら旅するものですから、その旅の行程を楽しむ、途中を楽しむという。
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