カテゴリー「世界の競馬」の5件の記事

ゼニヤッタはスタートしたときに、左手前で出てしまっているんですよね。そこをスミス騎手は右手前に変えさせようとしております

2009年11月22日放送 NHK BS1 世界の競馬

JRAアドバイザー 岡部幸雄さん

まず一つ目のポイントとして、ゼニヤッタはスタートしたときに、左手前で出てしまっているんですよね。そこをスミス騎手は右手前に変えさせようとしております。なぜかというと、ゼニヤッタは非常に大きな馬ですから、途中で手前が逆になったりすると非常に力をロスしますから、そこを意識して、変えさせております。
3コーナーに入って、徐々に差を詰めていくんですけど、4コーナー手前まで、前の馬との距離をわざと開けているんですね。強かったのは、その距離をずっと保っているわけです。前の馬との距離が大分離れていますから、近づきたい、追いつきたいという意識が強いわけですけれども、そこをしっかりと距離を取って、前の様子を見て、自分がどこに行ったらいいかなというのを冷静に見て乗っていますよね。斜めに徐々に上がって、すぐに外に切り替えして、マイク・スミスの本当に冷静な判断ですよね。ブリーダーズカップ史上、あれだけ後方からクラッシックを勝った馬というのはいないと思うんですね。本当に歴史に残る馬だと思います。

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1頭だけ、4コーナーからようやくギアがトップに入ったかなと、そんな感じで、脚色が全く違う脚色ですよね

2009年11月2日放送 NHK BS1 世界の競馬

JRAアドバイザー 岡部幸雄さん

今回、パドックを見ていて、春先から成長したなと。もうパドックを悠々と歩いていますよね。耳の使い方とか、歩き方なんか見ていても、ゆったり歩くし、特に、シーザスターズ一人だけ落ち着きはらっているなというのが非常に印象的ですよね。緊張してたら、手綱って、両手で持たなければ駄目だし、あのようにぶらぶらしてられないですからね。右手だけでもって、左手は遊んでいてという感じですからね。全く馬任せで、本当に馬がリラックスしているなというのが見て取れますよね。

ちょっとスタートが良すぎて、よすぎた誤算というか、それでも、逆に言うと、遅れるよりはまだ自分でポジションを探せますからね。なだめてなだめて、頭上げ加減なんですけどね。オブライエン勢のペースメーカーが出てくれて、後ろに下げて、また後ろに下げて、この辺頭上げ気味なんですよね。我々見ているほうからすると、ちょっと頭上げるぐらい抑えつけなきゃならないのかなというのがちょっと印象的だったですよね。あの位置でベストポジションだと思うんですよね。あんまり内埒沿いでもないし、前に壁を作るということをキネーン騎手は意識していたと思います。ロンシャンのこのコースは、3コーナーからフォルスストレートを通って、4コーナーを向くまでの距離が相当ありますから、外を回ってしまうと、距離ロスがすごく大きくなっちゃうんで、どのジョッキーもみんな外に出たくないんですよね。馬場状態が、今回のように内外関係なしに、いい馬場状態なわけですから、できるだけ距離ロスをしないというのが鉄則ですよね。さあ行くぞとゴーサインを出してからの早さはすごいものがありましたですね。さっと追い出すと、ビジョンレタの内に入って、あっという間ですよね、出てくるのが。1頭だけ、4コーナーからようやくギアがトップに入ったかなと、そんな感じで、脚色が全く違う脚色ですよね。乗っている騎手に取ったら、騎手冥利と言おうか、もう快感ですよね。これがシーザスターズの強さだよというのを本当に見せてもらいましたね。

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キネーン騎手は意識は凱旋門賞にあるわけです

2009年9月19日放送 NHK BS1 世界の競馬

JRAアドバイザー 岡部幸雄さん

凱旋門賞レースはヨーロッパにおいて、本当に最高峰のレースであります。今年の凱旋門賞レースの中で一番注目される馬はなんといってもシーザスターズだと思います。最後のホームストレッチで、しっかりと脚が使えるという、これが一番の武器だと思います。
4頭立てで、3頭はエーダン・オブライエン厩舎の馬なんですよね。その3頭を相手にレースをしているんですけど、ライバルがちょうど真ん中を抜けていく、わざとその中に入れるという、わずか4頭立てですから、普通に考えると狭い中に入れることはないんじゃないかなというふうに見えるんですけど、キネーン騎手は意識は凱旋門賞にあるわけです。3-4コーナーのコーナーリングがすごく大きいので、外枠になっちゃうと、距離ロスがすごく多いので、どちらかというと、馬の中に入れて、内側に入れて、我慢をさせてという競馬をしないと、なかなか勝ちにつながらないというのがキネーン騎手なんかは、いろいろ経験していますから、わかっていますから、ですから、そういうことを意識してレースをさせたと思います。

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シーザスターズは一戦ごとに大人になっているというところをいろんなところで見せてくれていますよね

2009年8月2日放送 NHK BS1 世界の競馬

JRAアドバイザー 岡部幸雄さん
シーザスターズは一戦ごとにレースぶりが成長しているというか、大人になっているというところをいろんなところで見せてくれていますよね。パドックでの様子を比較してみますと、2000ギニーの時は口に泡を吹いて、ナーバスになっているという歩き方をしていましたよね。ダービーの時はまだ厩務員を両サイドにおいて、まだ馬のほうが引っ張っているというそんな歩き方で歩いていましたけど、もうエクリプスの時には、手綱が、厩務員が抑えてなくても、緩く持っていても、手綱が緩んで歩いている、そういうふうに余裕を持って歩いていますよね。その辺が非常に印象的でしたね。
このまま順調に行ってくれれば、世界を制するような馬になってくれる馬だと思いますね。

裁決委員とジョッキーが映像を見ながら裁決室で、いろいろ説明しているというシーンが流れていましたけれども、日本では見られない、珍しい映像だと思います。

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ペリエジョッキーなんかは、膝から腰にかけての部分が、頭があまり動かないし、安定している

2009年6月29日放送 NHK BS1 世界の競馬

JRAアドバイザー 岡部幸雄さん
鞭を持ちかえるということは、馬が寄れるとか、寄れないということではなくて、リズムを変えるためにも、そこがまた大きなポイントですよね。馬を推進するためには、下半身がしっかりしてくれないと動いてくれないですからね。そこに行くと、ペリエジョッキーなんかは、膝から腰にかけての部分が、他のジョッキーと比べても、頭があまり動かないし、安定しているということなんですよね。

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