マイク・スミスは終わった後の記者会見で、僕のせいだと言って、机を叩いて悔しがったんですけどね
2010年11月15日放送 NHK BS1 世界の競馬 ブリーダーズカップ
解説:合田直弘さん
実況:刈屋富士雄さん
最後、レッドディザイア、あるいは勝てるんじゃないかという感じでしたけどね。
いい手応えの割には、弾けなかったですね。実はチャーチルダウンというのは、芝の草丈がアメリカの競馬場の中でも最も長いんですよ。日本に比べると、長かった芝が最後、伸びを欠いた要因かなという感じしますね。
ミッディも2連覇なりませんでしたね。
逆にミッディには馬場が硬過ぎましたね。
シェアードアカウントは見事でしたね、最後。
これはスローペースを見越して、好位につけて、内するすると抜けた鞍上エドガー・プラド、彼の好騎乗が光った一戦だったと思います。
届かなかったですね。いつものレースだったと思うんですが、たらればを言ったらきりがないんですが、出てすぐ外のプレザントプレースにちょっと寄られているんですがね。ただ、一つだけ言えるのは、これがゼニヤッタの競馬なんですよ。毎回毎回こういう競馬を重ねつつ19連勝、内13がG1というのはどれだけ途轍もない競馬かというのが、今日は負けちゃったんですがね、この馬のすごさというのは十分お分かりいただけたと思いますし、この馬が何でこれだけ人気が出るかというのもお分かりいただけたと思いますね。
エスポワールシチーは最後ちょっと疲れましたかね。
ハイペースに巻き込まれました。先頭馬群にいた馬はみんな後ろに沈んじゃいましたね。
ブレイムも強かったですね。
3歳春のクラッシックには縁がなかったんですが、3歳の秋からぐっと強くなって、強くなってからは、GⅠ戦線でずっと連対を重ねているんですよ。今が充実している4歳の男馬にこれだけ。マイク・スミスは終わった後の記者会見で、僕のせいだと言って、机を叩いて悔しがったんですけどね。
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