カテゴリー「ラップトゥデイ」の90件の記事

出尽くしでTOPIXが上がっていくのか、はたまた、駄目で、日経平均のほうがTOPIXのほうに下がる形で追随していくのか

2009年11月13日放送 日経CNBC ラップトゥデイ

経済解説部 中嶋健吉さん

これから出ます三井住友だとか、みずほの決算ですよね。大型増資に対して、何らかのコメントが出るか、出ないか。これを見て、出尽くしでTOPIXが上がっていくのか、はたまた、駄目で、日経平均のほうがTOPIXのほうに下がる形で追随していくのか、こういうものが来週月曜日以降、はっきりしてくるんじゃないのかなという気がしますね。

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日経平均を支えるために、いろんな買いが入っていたということ、そうして買われたポジションは一体どうなるんだろう

2009年11月12日放送 日経CNBC ラップトゥデイ

経済解説部 中嶋健吉さん

まさに午後という感じがしますね。先物の売買枚数を見ておきますと、前場が2万3000枚、後場は倍の4万6000枚なんですよね。特に後場にかけてかなり思惑が働いたなという感じがします。

引け値は9700の後半でしたので、オプション価格の9750円、これを意識した動きであることだけは間違いなんですよね。ですから、よく申し上げている通り、SQ値そのものには波乱はないんでしょう。問題はそのあと。特に、ファーストリテイリングなどはかなり無理して支えていましたよね。これ以外、日経平均を支えるために、いろんな買いが入っていたということ、そうして買われたポジションは一体どうなるんだろうと。これがどういう形で、これから処分されていくのかどうか、これが大きなポイントになりそうですよね。まさに、SQ値のあとがちょっと心配だなという気がします。

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外資系証券が、あえて悪役とは言いませんけれども、こういう自由闊達なことをできてしまうほど、非常に薄い、底の薄いマーケットになってしまった

2009年11月11日放送 日経CNBC ラップトゥデイ

経済解説部 中嶋健吉さん

かろうじてプラスということですよね。11月に入って、7営業日経過したんですが、日経平均だけをみると、5勝2敗なんですよね。ただ、この7日間、すべてにわたって、年初来高値銘柄数が、年初来安値銘柄数を下回っているということですよね。これが今のマーケットの現状だと思いますが。

(ゴールドマン・サックスがNTT、ドコモを買い推奨にしたということなんですが)非常に違和感のある買い推奨なんですよね。ゴールドマン・サックスが持っています先物のポジションなんですよね。自分のディーリングアカウントなのか、客注なのか、その辺ははっきりしません。ただ、結果としてこういうポジションになっているということですが、建て玉としては、日経平均先物を6000枚ショート、昨日も733枚売り越し、反対に、TOPIXはなんと2万枚以上の大きなロングになっていますね。そして、昨日だけで、5800枚強買い越していまして、そのうちの約4900枚、これは立会外での取得になっているということなんですよね。これは何を意味するかと言いますと、少なくとも、通信がTOPIXに対する影響度が非常に強いと。ちなみに、今日のTOPIXの上昇寄与率のトップは、NTTなんですよね。これがプラスの0.5。ドコモが第6位で、プラス0.12の寄与になっているということで、やはり何かの思惑があったと言われても、仕方がないのかなという気がしますよね。

(クレディ・スイスが日本株の株式の比重を落としたということなんですね。)なんで、この時期にということが出てくるわけですね。ベンチマークに対して、従来は約2.5%日本株の比重をオーバーウエイトにしていたということですよね。これをベンチマーク並みに引き下げたと、こういうことなんですよね。
ポジションを見ておきますと、クレディ・スイスは10月27日からほとんど毎日売り越しを続けているんですよね。日経平均先物をその結果、約1万7000枚のショート、TOPIX型は1万1000枚のショートになっていると。昨日あたりから、ぽつぽつと買い戻しの動きが出ているようですけれども、これなども、こういう悪材料を出して、マーケットが下がったところを見て、買い戻しに入るというふうに見られても仕方がないということで、かような形で、外資系証券が、あえて悪役とは言いませんけれども、こういう自由闊達なことをできてしまうほど、非常に薄い、底の薄いマーケットになってしまったなというのは残念ではありますよね。

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昨年に約8000億程度買い越しました郵貯系のファンドですよね、この4月以降は一貫して売り越しに転じている

2009年11月10日放送 日経CNBC ラップトゥデイ

経済解説部 中嶋健吉さん

何と言っても、今週はSQですのでね、すでに思惑がいろいろ出始めたなと感じですね。1万円がかなり遠くなってきたような感じがしますね。

決算を控えた国際ポートフォリオといえると思いますよね。特に、トヨタへの集中的な売りというのは、そういうものがなければ、なかなか考えにくいように大きな売りになっていますよね。さらに、日本のほうも、残念ながら、金融機関の売りがだいぶ続いているなあというふうに言われています。特に、信託経由からの売りというのは、4月以降ずっと続いているわけですが、大手証券調べでは、昨年に約8000億程度買い越しました郵貯系のファンドですよね、郵貯バンクと言ってもいいのかもしれませんけど、8000億程度買い越したところが、この4月以降は一貫して売り越しに転じていると。これがだいたい1000億程度売り越しているんじゃないのかなあと。ただ、これに対して、CTAに代表されるヨーロッパ系のファンドが売り越しから若干買い戻し始めている。これが今、がっぷりと手を組んでいるという感じになっていますよね。これがさあ、上に行くのか、下に行くのか、まさにそれが明確に出るのは、今週末のSQ、それをみるということですから、それの一つの前哨戦として、値幅が大きく振れ始めるとちょっと方向性が出始めるということで、その辺も注意して見ておきたいなという気がしますね。

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このまま一気にNT倍率が上昇し続けるかということに対しては、ちょっと疑問視する声もあるようですね

2009年11月9日放送 日経CNBC ラップトゥデイ

経済解説部 中嶋健吉さん

売買高、代金が極めて細いということですよね。先物も今日はなんと4万6000枚の売買枚数ですからね。今週はなんといってもSQの週ですが、とりあえずは、方向感のない始まりという感じがしますね。

日経平均優位の展開になってしまうのかという危険性も感じるんですが、ただ、11月4日のFOMCで、例外的に低いFFレートを当面、長期にわたって続けますよという文言が消えると言われたのが、消えなかったということで、長期にわたって、低金利が続くということで、再びドルキャリーが始まったと。ですから、日経平均の中でのNT倍率という、一つの金融商品としてのとらえ方、これが再び始まって入るんですが、ただ、全体的には売り基調が強まってきていますので、このまま一気にNT倍率が上昇し続けるかということに対しては、ちょっと疑問視する声もあるようですね。

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ヘッジファンドだとか、年金の現物の売りが出ています。それに向かう証券会社が、ヘッジのために先物、特にTOPIXを売っている

2009年11月6日放送 日経CNBC ラップトゥデイ

経済解説部 中嶋健吉さん

基本的には買い戻しですよね。ただ、それ以外には、ヘッジファンドだとか、年金の現物の売りが出ています。それに向かう証券会社が、ヘッジのために先物、特にTOPIXを売っているんだと思います。逆ザヤが前場段階で出ているんですよね。これだけの逆ザヤになりますと、裁定解消売り、現物売り、先物買いが出る、これも今日のマーケットを抑えているということですので、何とも言えない憂鬱な雰囲気が続くなという感じがしますよね。

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目先大きく下げることがあったとしても、それが大きかったとしても、最終局面に近づいている

2009年11月5日放送 日経CNBC ラップトゥデイ

経済解説部 中嶋健吉さん

何となく嫌な感じですよね。言い換えれば、何かと言いますと、買いの主体、売りの主体、はっきり見えてこない。特に、買いの主体につきましては、足の長い投資家の買いらしきものはほとんど入っていない。ですから、テクニカルの買い戻しだけの買いということになると、ちょっとマーケットのシナリオが描きずらくなってきているという感じですよね。あまりいい雰囲気ではありませんね。

トレンドから言えば、下方バイアスがかかっているんだろうなという感じがしますね。ただ、今回はNT倍率の修正ということですから、日経平均型はドンと売られるんですが、TOPIX型にはそれなりの買い戻しが入ってくるということ。さらには、今回1万円台からの下落に対して、窓を開けての下落になっています。言い換えれば、スピード違反的な急落になっていますので、ちょっと行き過ぎ感があるということ。とかとかを考えると、一気にドドンと行くんではなくて、何かジリジリと下げていってしまう、そういう感じがどうもあるかなという気がしますよね。
なんといっても、商いが増加することがすべて。そのためには、やはりちょっとヒヤッとするような値幅での下落、これがやはりどこかで出てくる必要があるのかなという感じがしますよね。言い換えれば、そうした局面を探る時間軸に入り始めてきたということで、目先大きく下げることがあったとしても、それが大きかったとしても、最終局面に近づいている、こういう見方でいいんではないかという気がしますけどね。

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日本の金融機関売りの、欧米金融機関買いらしきポジションがあったんですが、それのどうやら巻き戻し的なものが出始めたのか

2009年11月4日放送 日経CNBC ラップトゥデイ

経済解説部 中嶋健吉さん

今週はなんといっても世界的に金融政策の決定ですよね、これがなされるであろうということと、出口論が非常に今、出ていますんでね、これに対する何らかの回答が出る週ということで、ちょっと動きがとりずらいですね。

価格的には今日は冴えないんですが、銀行セクターにそれなりの動きがあるという、こういうマーケット関係者の意見が多いですよね。上値を追ってはいないんですよね。ただ、下値にはしっかりと買い物が入っているということは確認されています。ということですので、やはりこれは買い戻しなんだろうなということですよね。欧米の金融機関がこのところずっと値を下げていますよね。今まで、日本の金融機関売りの、欧米金融機関買いらしきポジションがあったんですが、それのどうやら巻き戻し的なものが出始めたのかという、こういう意見もあるようですね。

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どうやらNT倍率の修正局面に入ってきたなという、こういう認識はちょっと持ったほうがいいのかもしれませんね

2009年11月2日放送 日経CNBC ラップトゥデイ

経済解説部 中嶋健吉さん

午後からは上海市場が大きく上伸しましたので、下げ幅こそ縮小はしましたんですけれども、あすはなんといっても休みだということもあるので、ポジションロングにするような動きにはならなかった。全体的には、ほかの市場横にらみという流れがまだ続いていますよね。

実は、一つの経験則がありまして、長期にわたり25日線を上回る日々線が、25日線を下回った場合、少なくても下回ってから4日目にはもう一度25日線を抜いてこないと、方向転換になってしまうということなんですよね。今回の場合、NT倍率が二日連続で25日線を下回ったということですので、今週中には上回ってくる必要があるということなんですよね。
株価以外でも、例えば、昨年の7月3日に原油が145ドルという高値を付けましたよね。原油相場のそのあとの急落は、まさに4日たっても25日線を上回れなかったという一つの事実があるんですよね。そして、2006年の銅価格など、おおむねこのパターンを踏んでいるということになります。これにNT倍率を強制的にはめるということではないんですが、今のマーケットは、全体的に売り込まれすぎたTOPIXの買い戻し、これが中心にあるだけに、どうやらNT倍率の修正局面に入ってきたなという、こういう認識はちょっと持ったほうがいいのかもしれませんね。

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物で70円幅、現物で65円幅ですから、本当に横這ったということでしょうかね

2009年10月30日放送 日経CNBC ラップトゥデイ

経済解説部 中嶋健吉さん

先物で70円幅、現物で65円幅ですから、本当に横這ったということでしょうかね。

来週の11月2日月曜日に、10月のISM製造業景気指数が出るので、さあ、この数字はどうなんだろうと。数字次第では、GDPの上振れの期待、これを打ち消してしまうような形になると。通例は、これでいったん上昇して、そして週末の雇用統計、これで出尽くし感から方向性が若干下向くということになんで、来週も、ちょっと早めにISMの数字を見て、そういう動きが出るのか、でないのか、この辺が大きなポイントになりそうですね。

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銀行セクター中心に売りバイアスがかかって、NT倍率を反対に押し上げてきた。その逆がそろそろ出始めてきたのかな

2009年10月29日放送 日経CNBC ラップトゥデイ

経済解説部 中嶋健吉さん

先物の指数がやけに安いんですよね。ですから、徹底的に売った投資家がたぶんいるんだろうなという感じがします。全般的には、指数の下げほどは下げたないなという感じがあります。

銀行セクター中心に売りバイアスがかかって、NT倍率を反対に押し上げてきた。その逆がそろそろ出始めてきたのかなということなので、ちょっとこの動きも注意して見ておく必要がありますよね。

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1万円を挟んでの攻防が新たに始まる可能性があるのかもしれませんね

2009年10月28日放送 日経CNBC ラップトゥデイ

経済解説部 中嶋健吉さん

19日以降、10250円を挟んで、上下125円というオプションの値段、中値で動いていたんですが、ちょっとその水準が一つ下に下がってしまったのかなという感じがしますね。1万円を挟んでの攻防が新たに始まる可能性があるのかもしれませんね。

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俗に言う買い戻しだけがマーケットを支配していると、それが一巡してしまうとこういう形になってしまう

2009年10月27日放送 日経CNBC ラップトゥデイ

経済解説部 中嶋健吉さん

朝の早い段階では、意外としっかりかなという印象もあったんですが、俗に言う買い戻しだけがマーケットを支配していると、それが一巡してしまうとこういう形になってしまうのかなと。

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11月の中頃あたりまで、若干不透明感の中で、株式優位の展開が続く可能性もある

2009年10月26日放送 日経CNBC ラップトゥデイ

経済解説部 中嶋健吉さん

相変わらず指数だけはしっかりなんですよね。個別銘柄はどうだというと、値上がり銘柄数も1200と非常に多いんですが、どれだけの方が、今日、自分のポートフォリオが大幅に改善したと実感をお持ちになられたかどうか、ということなんですよね。相変わらず指数だけが躍るようなマーケット展開といっていいんでないでしょうかね。

ズバリ言えば、買い戻し的なものが主流になっているのかなと。ここまでの機関投資家、特にヘッジファンド、CTAのポジションというのは、株式先物売りの、債券先物買いというポジションだったんですよね。ところが、ここにきて、一気に巻き戻しが始まった。つまり、株式先物の買い戻し、債券先物の売り戻しということですよね。まさに、民主党の政策の中からいくと、国債の大量発行は不可避だということです。当然、そのための国債の年限だとか、発行額がどうなるかというのが非常に市場の関心なんですが、それはまだ残念ながら、11月の終わりに、行政刷新会議が来年度予算の骨格にある程度めどをつけるまでは分からないということでもありますので、11月の後半ということですと、11月の中頃あたりまで、若干不透明感の中で、株式優位の展開が続く可能性もあるという見方もあるので、これもちょっと頭の隅に置いておきたいところではありますね。

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上に行くにしろ、下に行くにしろ、変動率が非常に縮まった時というのは、その前兆のまさに直前に近いということ

2009年10月23日放送 日経CNBC ラップトゥデイ

経済解説部 中嶋健吉さん

変動率の下限に来ているということですから、上に行くにしろ、下に行くにしろ、変動率が非常に縮まった時というのは、その前兆のまさに直前に近いということですので、これを頭においてマーケットを見ておくい必要があるかと思いますよね。

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今日は株式先物の買い戻しに、売りがぶつかってしまったということでの売りになったのかもしれませんね

2009年10月22日放送 日経CNBC ラップトゥデイ

経済解説部 中嶋健吉さん

久々に何か波動というか、動きが出てきたのかなという感じですね。今日は債券先物との間で、かなり複雑なオペレーションがあったと聞いております。

ここまでは、実は、株式先物売り、債券先物買いのポジションというのがずっと組まれていたんですよね。ここにきて、一気に株式先物の買い戻し、債券先物の売り戻しということが出ているわけですが、この二つは逆相関になるわけですよね。ところが、今日に限ってみますと、順のパターンで、同じ方向性を示しているわけです。今日のパターンは若干のずれがあるにしても、同じような形で下がり、上がっているという、こういうパターンになっているということですよね。通常ですと、株式の先物が買い戻されるので、圧倒的に強くなるべきなんですが、売りがかなり機関投資家から出ているということ。そして、ヘッジファンドの中で、ここのところ、銀行の売りが執拗に出ていますが、それに便乗する形で、新たなヘッジファンドの売りが出ているということで、どちらかというと、今日は株式先物の買い戻しに、売りがぶつかってしまったということでの売りになったのかもしれませんね。

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水準感がすでにアメリカと同意する形で上に上がってしまって、そこで出尽くし感があるような好決算が出ても、なかなか行きずらい

2009年10月21日放送 日経CNBC ラップトゥデイ

経済解説部 中嶋健吉さん

膠着感、イコール、エネルギー不足ということですよね。売買高、代金、そして先物の枚数、今年ほぼ最低水準に近いということですから、この中で方向感を見つけるのはなかなか難しいですよね。

東京市場につきましても、アメリカ市場の上昇を受けて、水準が切り上がってきた。ただ、ちょっと好決算への感応度が低下し始めている。ゾーンの中に入り込んできているということですよね。さらに、日本の決算も来週から本格化されるということですから、ただ、水準感としまして、日経平均の1万300円と言いますのは、まさにアメリカの決算を受けた形で水準を切り上げてきている。そして、いい決算が出るかどうかもあるんですが、いい決算であればある程、決算修正という形で、事前にマーケットの中にディスクローズされてきているということですから、株価はそれを織り込んでいる感じがありますよね。ですから、実際の数字が出た時に、織り込み済みになるのか、ならないのか、もしならずに、上に行くようですと、これは非常に強い展開ですが、水準感がすでにアメリカと同意する形で上に上がってしまって、そこで出尽くし感があるような好決算が出ても、なかなか行きずらいという、こういう見方を取る関係者も多いと思いますので、まさに来週は正念場になるのかなという気がしますよね。

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裁定買い残が本当に増加しているのかどうか、むしろこれが順調に増加するようですと、それなりの期待を持っていいのかな

2009年10月20日放送 日経CNBC ラップトゥデイ

経済解説部 中嶋健吉さん

まさにアメリカの決算待ち、なかんずくキャタピラの決算待ちということなんですね。キャタピラは昨日、投資評価をあげたということで、大きく上昇しています。今夕、決算が発表になるんですが、いい数字が出て、それが出尽くしになるのか、はたまた、それを契機にもう一段と上がるのかどうか、これを今日の東京マーケットは見守っていくということだったようですね。

裁定買い残が増加するかどうか、業者がどういうふうに出てくるかということなんですが、一番大きな業者といわれていますBNPパリバは業務停止を受けていますよね、今、ですからかなり恣意的な形で買い残が増えるということもちょっと考えずらいということで、この間、NT倍率の絡みと含めて、裁定買い残が本当に増加しているのかどうか、むしろこれが順調に増加するようですと、それなりの期待を持っていいのかなという気がしますが、さあ、どうでしょうか、という感じですね。

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もし日経平均を支えているハイテク関係がドンと下がると、思わぬ下落になってくる可能性がある

2009年10月19日放送 日経CNBC ラップトゥデイ

経済解説部 中嶋健吉さん
TOPIXがしっかりだったということと、今週はいよいよアメリカのほうは、銀行からいわゆる製造業の大手の決算が続きますよね。それに対する期待値も非常に盛り上がっているということで、特段、売りが先行する形にはならなかったですね。

NTについては、一気に下落は考えづらいんだろうなという気がします。例えば、ファーストリテイリングにしましても、チャート的に崩れたわけではない。短期調整ということですよね。ただ、NTの中でも日経平均を支えています電機関係、これがウエイトとしては20数%のウエイトですので、もし日経平均を支えているハイテク関係がドンと下がると、思わぬ下落になってくる可能性があるということですから、NTはある程度この水準を守ってくれたほうがいいのかなという感じがしますよね。

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NTロング、日経平均買いの、TOPIX売りというポジションがずっとマーケットに作られている

2009年10月16日放送 日経CNBC ラップトゥデイ

経済解説部 中嶋健吉さん
日経平均は、日経平均の先物だけではなく、非常に大きなマーケット、デリバティブのマーケットを持っていますよね。先物、そしてオプション等、ですよね。投機マネーはあくまでも限定的な資金にレバレッジ、もしくはディアリングをかけて、それを数倍に膨らました形でマーケットに行くわけですので、特に、TOPIXと日経平均を比べた場合、TOPIXそのものというのは全銘柄をカバーしているだけに、現物そのものという見方も成立するわけでしてね、ですから、現物に対する買いが入らなかった場合は、相対的にTOPIXが弱含みになる、となると、思い切りディアリングをかけたポジションを日経平均型に集中的に集めることによって、日経平均優位の状態を作り込むことができるわけですよね。まさに、そういった形で、今、TOPIXに対して日経平均がディアリングがかかった投機マネーで非常に持ち上げられていると、そういうふうに見ていいんではないかなと思いますよね。言い換えれば、NTロング、日経平均買いの、TOPIX売りというポジションがずっとマーケットに作られているなという感じがしますよね。

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まだまだマーケット、日本独自の方向性で動いているとは言いづらい

2009年10月15日放送 日経CNBC ラップトゥデイ

経済解説部 中嶋健吉さん
高いというよりも、高値横ばいという感じですよね。この3日間で、日経平均の日中幅というのは80円前後なんですよね。3日間平均してもそんなもんなんです。ですから、ニューヨークを受けて高く始まり、そのまま横ばい。もしくは、安く始まり横ばいということ。結局、他人任せのマーケット展開が続いているという感じですよね。

今日、1100銘柄以上上がっていますけれど、実際、寄り付きで買って、利益が出たのは安川とか、東芝ぐらい、本当に限定的だったということですので、まだまだマーケット、日本独自の方向性で動いているとは言いづらいという感じがしますよね。

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国内投資家、国内機関投資家の売りがかなり出ているんではないのかなという意見がありますよね

2009年10月14日放送 日経CNBC ラップトゥデイ

経済解説部 中嶋健吉さん
インテルの好決算、そしてハンセン、上海の上昇、これも全く影響を与えていないということですから、日本固有の3つの懸念材料、これが今日もマーケットを抑えたなという感じがありますよね。

マーケット関係者、いろんなポイントを出してはいるんですけれども、総合しますと、国内投資家、国内機関投資家の売りがかなり出ているんではないのかなという意見がありますよね。これは端的に言いますと、債券との裁定的な動きが感じられるわけですが、実は、昨日債券の10年債利回りが1.3%まで上昇、ということは、債券先物の値が139円を割れるということですよね。まず、債券に対する、いわゆる打診買いが入ってもいい水準に来たということ。今日はどういう動きになったかと言いますと、まさに債券は若干行って来いにはなったんですけど、寄り付きからぐいぐいと水準を切り上げた。それに呼応する形で、株式先物が水準を切り下げていったということで、極めて明確に、この二つの間で逆相関、いわゆる裁定的な動きがあったということが見て取れるわけですよね。

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高いところでのもみ合いという感じですので、ちょっと気迷い気分が出始めたのかな

2009年10月13日放送 日経CNBC ラップトゥデイ

経済解説部 中嶋健吉さん
5日続伸と、大変強いようには見えるんですが、今日は値幅が77円どまりなんですよね。高いところでのもみ合いという感じですので、ちょっと気迷い気分が出始めたのかなっという感じがありますね。

ズバリ出来高が増加するかどうかなんですよね。今、まさに出来高が伴ってきてないということですよね。例えば、三菱UFJなんですが、大底の439円かどうかわかりませんが、これだけの商いを作っているんですね。そして上昇した。25日線に頭を打たれ始めた。これは日経平均と全く同じパターンですよね。ここを上回るかどうかは、まさに大きく買った利食いができるかどうかなんですよね。そのためには、それ以上の売買高が必要なんですが、今はこんな程度の売買高なんですよね。この戻りはあくまでもテクニカルなあや戻りにすぎないという感じですよね。日経平均もそういうふうに見る人も多いだけに、出来高の増加というのが非常に大事になってくるということかと思いますよ。

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ちょうど100日移動平均を挟んだあたり、このあたりが今日は分水嶺になった形にはなっていますよね

2009年10月9日放送 日経CNBC ラップトゥデイ

経済解説部 中嶋健吉さん
なんといっても9月24日からの下落ですよね、1万566円でした、SQ値は1万541円、9月、ここでは大量の売買がなされたわけですが、この時も抜けなかった。もう一回トライして抜けなかったということで、結局、このポジションがどんどん重くなってきたわけですね。というわけで、このあたりから一気にショートポジションが入ってきた。その買い戻しの一つの目途として、ヘッジファンドが50,100,200日というのをよく使うんですが、100日移動平均の水準、9966円、このあたりまで近づくと、一気に買い戻しが入るんではないかと言われていましたし、今日もそういう形の買い戻しが入ってきた。今日は9950円まででいったんはポジションが閉じて、またそこでしっかり利食いに行っていますよね。ちょうど100日移動平均を挟んだあたり、このあたりが今日は分水嶺になった形にはなっていますよね。火曜日以降、若干期待が持てるかもしれませんね。

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あすGQでどのような形でポジションの組み替えが行われるか、新たにどういうポジションが組まれるか

2009年10月8日放送 日経CNBC ラップトゥデイ

経済解説部 中嶋健吉さん
指数だけは明日のオプションSQを控え、しっかりなんですよね。ただ、値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を上回っているんですよね。これが今日のマーケットを端的に表しているんじゃないでしょうかね。指数だけが動いマーケット、こういったことでしょう。

このところ言われますように、野村ファイナンスの値決め、これが終わりましたので、とりあえず過剰ファイナンスの対する懸念は峠を越えたのかなと。あくまでも短期的ではあリますけれどね。しかし、あとは円高、そして民主党政権における金融経済政策、これは15日に出るであろう来年度予算で明確になるとは思うんですが、この二つの懸念材料については、あすGQでどのような形でポジションの組み替えが行われるか、新たにどういうポジションが組まれるか、このあたり非常に注目してみておく必要があるということで、あすのSQはそういった意味では単なるオプションではなくて、その観点から見る必要があるんではないかなという気がしますね。

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先行して割安に売られていましたTOPIX、ちょっと下げ止まり感らしきものが一部出てきたということですね

2009年10月7日放送 日経CNBC ラップトゥデイ

経済解説部 中嶋健吉さん
先行して割安に売られていましたTOPIX、ちょっと下げ止まり感らしきものが一部出てきたということですね。これがマーケット全体にちょっと雰囲気を明るくしているのかなという感じですね。

間違いなく、この二日間、欧米の年金らしき買いが入っているというふうに言われています。そのひとつの例として、NT倍率が急上昇一辺倒だったのが、この辺でちょっと崩れ始めてきているんですね。今日も11.06ということで、安値で引けているということです。となりますと、まずTOPIX中心に買い戻しの第一波らしきもの、これが続くかどうかは別として、第一波らしきものがちょっと入り始めたのかなというのがこのところの動きかもしれませんね。

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マーケットを守ることも引受業者として大変大きな責務なんですが、それに対して、どの程度のコントロール、修正を加えることができるか

2009年10月6日放送 日経CNBC ラップトゥデイ

経済解説部 中嶋健吉さん
方向感が出ませんよね。なんといっても今週はSQの週ですのでね、特に需給関係だけがマーケットを支配しているということですから、どうしても方向感が出ないと、こういうパターンに陥ってしまいますね。

実は、日本語的にいうならば、小休止と言いたいところではあるんですよね。問題先送りなのかなあということです。そもそも証券界のトップであり、特に引受市場では圧倒的なシェアを持つ野村ホールディング、野村証券が年に2回、これだけのビッグファイナンスをやってしまったと。これ、ルール的にはルールを逸脱してしまっているわけではないんですけれども、やってしまったというのが一つのポイントですよね。そのために、大手メガバンクも追随するんではないのかなということで、メガバンクも下がったわけですが、より深刻なのは、これだけ野村証券がやってしまったということになりますと、日本を代表する、それ以外の事業会社、大型事業会社が相次いでファイナンスの方向に走ったとしても、なかなか野村証券としてもこれをコントロールしきれないんじゃないのかと。要するに、マーケットを守ることも引受業者として大変大きな責務なんですが、それに対して、どの程度のコントロール、修正を加えることができるか、このあたりに、ちょっとアカウンタビリティ、言い換えれば説明責任、これが聞こえてこないなあということ、これをマーケット関係者がちょっと問題にしているなあということでありますよね。これも、ある意味では、長いスパンでの話なので、当面いちばん大きな問題になるのは円高、これがどういった展開になってくるかということでしょうかね。

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ドンと下押ししてしまうという局面を一度ぐらいは見ないと、なかなかこうしただらだらと下げるマーケットに終止符は打ちづらい

2009年10月5日放送 日経CNBC ラップトゥデイ

経済解説部 中嶋健吉さん
午後から強制的な追証発生に伴う先物売りが出たという感じですよね。先週金曜日で、松井証券の店内の評価損がマイナス15%近くなっていますから、これは間違いなく強制執行という形になっていますので、どうでしょうかね、これがあと一日二日続けば、そろそろ落ち着くのかなという感じがしますが、今日だけはその動きが、どうしてもマーケットを抑えてしまったということでしょう。

まさにポイントはこうした下落の中でもNT倍率が上昇しているということなんですね。NT倍率が上昇しているということは、指数そのものが下落しているんですけれども、結局、NTに影響のある日経平均が緩やかな下落、そしてTOPIXが急落しているということを意味しているわけですね。そして、結果としてNTが上昇しているということになります。こういう中で、日経平均だけが高止まりを続けるというのはなかなか考えにくいんですよね。ですから、どこかで修正が入ってくるだろうと。日経平均型が大きく下落をし始める時、この時はマーケット全体がまさに支え切れなくなって、ドンと下押ししてしまうという、ある意味、言い換えれば、そういう局面を一度ぐらいは見ないと、なかなかこうしただらだらと下げるマーケットに終止符は打ちづらいのかなと、こういう感じで見るマーケット関係者が増え始めているということは、ちょっと要注意ですね。

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最後にいやおうなしに投げさせられる、まだそういう局面まではきていない

2009年10月2日放送 日経CNBC ラップトゥデイ

経済解説部 中嶋健吉さん
ただ、追証に伴う売りで、今日、昨日と売れる人はまだいいんですよね。実際に損が出ても売れない人っていうのはたくさんいるわけですので、こういう人たちが最後にいやおうなしに投げさせられる、まだそういう局面まではきていないということですので、出来高は今のところ増えていない。最終的に出来高が増えて、下がり始める時というのは、それは最後のクライマックス的なものだろうという認識がありますので、そのためには、今夕の雇用統計がどう出るか、これが一つのポイントになりそうな気がしますね。

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信用の買い残の整理というのがどういう形で、どういう速さで出てくるか、どうもそういうところがポイント

2009年10月1日放送 日経CNBC ラップトゥデイ

経済解説部 中嶋健吉さん
全体的には売り先行というのは、先物も含めて今日は顕著に出ましたよね。売買枚数は大したことがないんですが、ただ、悲しいかな、買い物が一切入っていないという、そういう状況下での下落という、そういう局面でしたでしょうかね。

今回、高値をとりましたのは、8月31日ですね。日経平均でいきますっと、1万767円と、高値からの下落局面で残念ながら、個人の方押し目買いをずっと入れたんですよね。信用買い残だけで1000億円以上増加しているということです。その中で、特にメガ銀行中心にかなり買いが先行したということになるわけなんですけれども、メガ銀行とかは信用買い残が大きく増加しているとかとかがありますよね。ただ、たとえば、松井証券の店内の信用の買い残の評価損益を直近見てみますと、マイナス15%を超えてきたんですよね。そろそろ追証が発生する水準に近づいてきたと。残念ながら、こうした押し目買いを続けた後というのは、なかなか自分の意思でポジションを切るというのは難しいんですよね。外から強制的な圧力でもかかって、切らざるを得ないという、こういう局面に陥る、嫌な言い方ですけれども、今までよくあった例なんですよね。となりますと、当然20%ぐらいの評価損になってきますと、証券会社のほうから強制的にポジションを切るような、そういう形の動きが出てきますよね。そういうものが出て、初めて整理が始まるという感じになりますので、そうしたものが出てくると、それなりのマーケットの下落、それもやむなしという感じになりますので、どうでしょうか、ちょっと目先、そうした信用の買い残の整理というのがどういう形で、どういう速さで出てくるか、どうもそういうところがポイントになってくるのかもしれませんね。こういう言い方は嫌なんですが、そういう局面が近付きつつあるのかなという感じがしますね。

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一言申し上げますと、株式市場と言いますのは、国是、国策を色濃く反映すると言いますよね

2009年9月30日放送 日経CNBC ラップトゥデイ

経済解説部 中嶋健吉さん
9月中間期末特有の動きということですよね。今日のこの動きを持って、コメントはしずらいですよね。同一業種で統一的な動きがあったかというと、どうもばらばらの動きですね。なかなかコメントしずらい一日だったのかなという感じがしますね。

問題は予算を削減しつつ、新産業政策を改めて予算の担保を付けた形でできるかどうか、これがポイントになるんですよね。一言申し上げますと、株式市場と言いますのは、国是、国策を色濃く反映すると言いますよね。54年ぶりに新政権ができたということですから、まさに固唾を飲んで株式市場が見ているということ。これはまあ民主党政権も十分に理解しておく必要があろうかと思いますね。

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ニューヨークダウとドル建ての日経平均の動きは本当にパラレルになっているということです

2009年9月29日放送 日経CNBC ラップトゥデイ

経済解説部 中嶋健吉さん
ドル建ての日経平均とニューヨーク・ダウを見ているんですが、今年の1月から極めて並行、パラレルに動いていますよね。特に、今回の安値、7月の中頃の安値からですから、まさにニューヨークダウとドル建ての日経平均の動きは本当にパラレルになっているということです。言い換えれば、ニューヨークダウが上昇する限り、日経平均も上昇するパターンになっているということかと思いますね。となりますと、当然裁定の対象として、反対にTOPIX型が売られる、こういうことになりがちですよね。日経平均の現物と先物の価格差なんですが、日経平均の現物が先物よりも安いということを示していますから、これは順ザヤですよね。当然割高の先物を売って、割安の現物を買うという裁定です。反対にTOPIXは、入り組んでいるんですが、逆ザヤが圧倒的に多いんですよね。となりますと、割高の現物を売って、割安の先物を買うという、裁定解消の動きがでがちと、これがTOPIX全体を押し下げているということで、どうでしょうか、ニューヨークダウがある程度下がらないと、この状況はまだまだ続いていく可能性はあるのかもしれませんね。

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今まで見てきたような日経平均型優位、TOPIX型不利という構図そのものは意外と変わらない

2009年9月28日放送 日経CNBC ラップトゥデイ

経済解説部 中嶋健吉さん
輸出関連、買えないということになるんですが、ただ、ここでもう少し深掘りしてみておきますと、今回のG20サミットで決まったことというのは、世界経済の不均衡の是正ということなんですよね。より具体的には、米国は貯蓄率を上げる、言い換えれば、消費を抑えましょうよ。その代わり、経済のけん引役を消費から輸出、特に製品輸出に変えましょうと。特にアメリカの場合は、当然ハイテク製品というのが大きな輸出ということになりますので、どちらかというとハイテクに対して優位、言い換えれば、日本のハイテクもそれに対して共鳴しがちな動きになってくるわけですよね。日経平均型の優位性というのは、意外とあるんではないかと。反対に、中国に対して、輸出を抑えなさい、その代わり、内需を拡大しなさいということに決まったわけですよね。となると、中国の輸出関連というのは、たとえば、船株であるとか、造船、それに伴って鉄鋼と、これはネガティブ、言い換えれば、TOPIX関連銘柄ですよね。ですから、TOPIXに対して、依然不利な状況、そこに銀行株に対しても依然として不利な状況が続いているということになると、今まで見てきたような日経平均型優位、TOPIX型不利という構図そのものは意外と変わらない、こういう動きがあるという可能性があるということはちょっと念頭に置きたいですね。

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単に同じ製品を世界中に売ればいいという時代ではなくなってきている

2009年9月25日放送 日経CNBC ラップトゥデイ

経済解説部 中嶋健吉さん
TOPIXのポイントだけ簡単に見ておきましょう。現物と先物の逆ザヤが続いたということで、裁定売りが出たということですよね。TOPIXのチャートを見ておきますと、今日は直近の925ポイント、これを下回る919ポイントまで下げた。しかし、この919ポイントと言いますのは、7月21日に付けた窓の下限921を埋めたということ。さらに、7月13日の安値852から8月31日の高値987までの半値押しが920ポイント。言い換えれば、一つの節目には今日到達したということかと思いますよね。そのあと若干戻ったと。ですから、節目に到達した後、今日のニューヨークを待つ、そして、ニューヨークがちょっと安ければ、一段の安値があるかもしれないという、非常に微妙な形で今日は終わったということかもしれませんね。

フィスコプレイス 客員ストラテジスト 一尾仁司さん
アジアで稼ぐという観点であれば、ドルに対して人民元と円、あるいはルピーと円というのがあまり変わらなければ、まだ稼ぐ余地があるわけですよね。ヨーロッパも同じことを考えるかもしれませんから、円とユーロはライバル関係になるかもわかりませんけれども、そういう意味では、輸出の構造をきめ細かく、単に同じ製品を世界中に売ればいいという時代ではなくなってきているので、生産地を選びながら、うまく組み合わせて、輸出戦略を展開するということが日本の企業に求められてきている。それは、日本の企業はかなりできると思っているからこそ、マーケットで少し期待感が出始めているんではないかなあと思いますね。
金融がどう組み合わさるかということだろうと思いますね。

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日本のメガバンクが弱いのは、CTAにとっても、現面調達簡単、ある程度株数もそろえられるということで、一気に売りに来ている

2009年9月24日放送 日経CNBC ラップトゥデイ

経済解説部 中嶋健吉さん
亀井発言、10月には法案提出しますよなんてことが、今日、出たようですね。これ、NHKのニュースで昼休みに出たようで、それで一気にマーケット下がっているんですが、実は、日本のメガバンクが弱いのは、CTAにとっても、現面調達簡単、ある程度株数もそろえられるということで、一気に売りに来ているということなんですよね。その結果、TOPIXは9月11日の959の高値を抜けていないんですよね。明確に逆三尊が続いています。ですから、日本を代表するすべての銘柄を表すTOPIXがこういう状況で、果たしてNT倍率だけで、日経平均がぐいぐいと上昇し続けられるのかどうか、それはまさに今日のニューヨークマーケットにかかっているかなという感じがしますよね。

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日本の銀行の裏には、単純な売りだけではなくて、こういうポジションが組まれているんだろうということ

2009年9月18日放送 日経CNBC ラップトゥデイ

経済解説部 中嶋健吉さん
日本の銀行株が大きく下げているのにもかかわらず、香港上場の中国系銀行株、これ意外と強いんですよね。みずほと中国工商銀行は、7月の末までは順のパターンできているんですよね。しかし、7月の終わりから、完全に逆相関になってきている。9月に入ってから、ものの見事に逆相関が強まっているということなんですよね。三井住友と中国銀行も同じ動きから、逆相関の動きが始まって、9月の初めからは一気にこれが強まったということですよね。まさに、日本の銀行、ここから五月雨式に下げていったということになるわけです。たまたまこういう形になっていますが、組み合わせを変えても全く同じチャートが形成されるということなんですよね。ですから、亀井発言を中心に、確かに売られてはいるんですが、実はもっとそれよりも早い時期に、たぶんヘッジファンド中心だと思いますが、日本の銀行売りの、中国の銀行買いのポジション、これが組まれていたんだろうかなあという感じがしますよね。
実は、中国工商銀行というのは、2006年10月24日に香港に上場しているんですよね。そのときの最初のチャートを見ますと、まさにみずほなどと逆相関の動きですよね。この時も、かなりマーケット関係者の間では、中国工商銀行買いの、みずほ売りというのが言われていたんですが、どうやらその成功体験があったんでしょうかね。今回もそういう動きになってきていると。もうひとつ、私はまだ解明はしきれていないんですが、NT倍率と中国工商銀行の関係は、ものの見事に並行パターンで動いちゃっているんですよね。ですから、この裏側にどういうポジションが組まれているのか、このあたりもオイオイ調べていきたいなというふうに思っています。いずれにしましても、日本の銀行の裏には、単純な売りだけではなくて、こういうポジションが組まれているんだろうということはちょっと念頭に置きたいですね。

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これが公的で、本当にそうであるなら、まだこの買いは9月いっぱい続くだろう

2009年9月17日放送 日経CNBC ラップトゥデイ

経済解説部 中嶋健吉さん
これはいろんな思惑と観測記事があるんですが、実は昨日から言われていますのが、公的資金の買い介入、これが言われていましたね。なぜ、そうなるかと言いますと、背景にありますのは、9月24日に国債の大量償還があるわけで、9月24日ですと、昨日、今日あたりはもはや受け渡しベースから言いますと、十分現金が入る日に当たりますので、昨日あたりからぽつぽつと買いが入っていると。しかし、まだ確信は持てなかった。今日の引けにかけて、新たに買いが入ってくるようだったら、たぶんこれは公的だろうと、こういう見方があったんですが、引けにかけてやはりまとまった買いが入ったようですね。これが日経平均を押し上げたという形になっているわけです。これが公的で、本当にそうであるなら、まだこの買いは9月いっぱい続くだろうと。これが引けにかけて高値引けで日経平均が終わった一つの要因になっているのかもしれませんね。

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端的にいいますと、このところのマーケットは、世界的ですけれども、投機マネーが支配するマーケット

2009年9月16日放送 日経CNBC ラップトゥデイ

経済解説部 中嶋健吉さん
端的にいいますと、このところのマーケットは、世界的ですけれども、投機マネーが支配するマーケットになってきているということは言えると思います。投機マネーは限定的なお金にディアリングをかける、もしくはレバレッジをかけて、膨らませるわけですんでね。このお金は少なくとも現物にはいかずに、どちらかというと、オプションだとか、先物、こういうものに向かうわけですから、これが買われるということは、反対に現物がどうしても売られてしまう、こうした一種の裁定的な動き、これがやはり出ているなあということですよね。これは2年、もしくは3年に一回、世界的な規模で出ているとよく言われます。やはり、これが続いているうちは、まだまだこういうちょっと理解しがたいパターンが続くというふうにみておく必要があるかもしれませんね。

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明日は権利最終日ということになりますので、ちょっと嫌気売りのシグナルが続く可能性があるのかな

2009年9月15日放送 日経CNBC ラップトゥデイ

経済解説部 中嶋健吉さん
9月中間決算との絡みということで、ヘッジファンドはもともと資金が固定することを嫌う、ですから、9月中間の配当金、これが数カ月遅れて出てくるということですよね。その間、お金が寝てしまうわけですね、配当金そのものが。普通ですと、これにレバレッジをかけて、ポジションを新しくとるわけですが、それもできないということですので、むしろ、配当を回避する。言い換えれば、そのために現物を売っていくというパターンを出しますので、明日は権利最終日ということになりますので、ちょっと嫌気売りのシグナルが続く可能性があるのかなと、そういうふうに見ておく必要があるのかもしれませんね。

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日経平均だけが何か別の生き物のような形で取り上げられている怖さがある

2009年9月14日放送 日経CNBC ラップトゥデイ

経済解説部 中嶋健吉さん
一般的にTOPIXは全銘柄採用しているわけですから、全銘柄を表している。言い換えれば、まさに現物の上昇、下落を色濃く反映させると、こういうことかと思うんですよね。ただ、日経平均とTOPIXの大きなかい離を見ますと、日経平均そのものは個別銘柄の動きでは決して値段が付いていないなあと。日経平均そのものだけが取り上げられているという、そういう感じがするわけですよね。つまり、どういうことかと言いますと、下落に対して、日経平均の先物を売ることによって、ヘッジをかけようとする。ところが、今回の場合は、全然ヘッジがかからないわけですよね。現物株が大きく下げているにもかかわらず、日経平均はむしろ上昇してしまった。ヘッジと言いますのは、下落にかけて、日経平均を売るわけですから、日経平均が下がることによって、初めてヘッジの役割を果たすわけですよ。これが全然動かなかったということと、あとこの円高局面で、日経平均を売ることによって、円高に対するヘッジをかけようと思っても、これも効かなかった。まさに、日経平均だけが何か別の生き物のような形で取り上げられている怖さがあるというのが、先週金曜日から今日あたり、極めて目立った動きじゃないでしょうかね。

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来週は火曜日あたりまで一つの大きな商いを伴って、それ以降は、円を横目で見ながら、かなり値動きの激しい展開

2009年9月11日放送 日経CNBC ラップトゥデイ

経済解説部 中嶋健吉さん
再来週から大型連休、となりますと、16日水曜日の商いの受け渡しはなんと24日木曜日になってしまうんですね。ですから、24日というのは、9月権利物の売買最終日であって、25日は権利落ち日だということで、非常に微妙なポイントにあたってくるということになりますので、機関投資家などはどちらかというと、15日火曜日まで売買をやりますと、受け渡しは18日金曜日ということになりますので、このあたりに集中してやってくるんではないのかなと。となりますと、実質的には来週は火曜日あたりまで一つの大きな商いを伴って、それ以降は、円を横目で見ながら、かなり値動きの激しい展開になることはちょっと覚悟しておく必要があるかもしれませんね。

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損を限定するための買いをかけるということですよね。となりますと、先物を買うしかないんですよね

2009年9月10日放送 日経CNBC ラップトゥデイ

経済解説部 中嶋健吉さん
1万500円のオプションですよね。これがちょうど2万9600枚程度建っていますので、2万9600枚のオプションを売っている投資家の方はどうするんだ、これが一番のポイントでした。それ以上にはいかないということで売っているわけですから、今日は、早々と1万500円付いてしまったので、この水準を売っている投資家の方というのは、当然何かにヘッジをかける、ヘッジというのは、言い換えれば、損を限定するための買いをかけるということですよね。となりますと、先物を買うしかないんですよね。そういうものが、今日は多分マーケット全体を押し上げて来たのかなあと。じゃあ、どういう投資家がというと、ここからは憶測になるんですが、この水準のオプションを売っている投資家でクレディ・スイスが出てくるんですよね。しばしば申し上げているように、1万300円までターゲット的に売りをかけていましたから、それ以上上にはいかないだろうと見ていたんでしょう。ですから、1万500円の買う権利を売っている。では、だれが買う権利を買っているんだと言いますと、ドイツ証券の名前がしばしば出てきますね。これは、1万770円の民主党大勝の時の最高の値ですよね。あの日ですら、4600枚、先物を買っているんですよね。そして、1万500円の買う権利も4千数100枚持っているということですから、ドイツ証券あたりは非常に高いほうにベットしたということになって、この辺のせめぎ合いがあったんだろうと。ただ、これは分かりません。こんな単純なもんではないかもしれませんが、こういう数字が出ていること自身が、マーケット関係者がその方向性を思ってしまうというのがポイントですよね。

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SQを境に、この支えが外れてしまいますと、むしろそのあとが一気に怖い

2009年9月9日放送 日経CNBC ラップトゥデイ

経済解説部 中嶋健吉さん
NT倍率、今日も11倍まで買われているんですよね。これは日経平均優位という以外何物でもないわけですよね。そして、TOPIXの先物、現物の順ザヤ、逆ザヤの動きを見ておきますと、前場段階はどちらかというと、順ザヤ、逆ザヤが交互だったんですが、午後は一方的に逆ザヤになっているんですね。明らかに売られているということで、これはJPモルガンが意図的に12月へのロールオーバーを無理やりやったんだろうといわれているんですが、それはTOPIXそのもののチャートが崩れているから、ショートポジションを持ったまま12月に逃げて行ったというこういう感じにもなるのかもしれませんよね。反対に、日経平均型を見ておきますと、前後場通じまして、かなり明確に交互の動きになっているということですよね。ですから、ロールオーバーがこういう形で進みましたので、割安の先物を買って、割高な日経平均の現物を売るという、裁定解消がSQの日に出るということは多分なくなったのかなという感じがしますよね。日経平均型全体を見て行きましても、マーケット全体には、まだまだ支えているという感じがありますので、SQを境に、この支えが外れてしまいますと、むしろそのあとが一気に怖い。その動きをもう少し心配するべきではないのかなという気がしますよね。

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SQがどの程度で決まるのかわかりませんが、むしろ、そのあと、反動が怖いなという感じがしますよね

2009年9月8日放送 日経CNBC ラップトゥデイ

経済解説部 中嶋健吉さん
銀行の下落があったとしても、今日はやけに指数的には高どまっているんですよね。これはちょっとおかしいなと。特に、ハイテクだとか、自動車の一部、そして精密などは、92円台前半の円高にもかかわらず、強いということでしてね。これは、本当に意図的に、本当に意図的に、特に日経平均の指数を持ちあげているという感じがしますので、SQがどの程度で決まるのかわかりませんが、むしろ、そのあと、反動が怖いなという感じがしますよね。

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SQが終わってしまうと、こういった意図的な買いがなくなるんで、そのあとの方が怖い

2009年9月7日放送 日経CNBC ラップトゥデイ

経済解説部 中嶋健吉さん
1万330円という上値で抑えられているということですよね。それが一つありますので、となりますと、1万250円というSQの値がでてくるわけで、そのあたりの攻防が一つ出てくるのかなあと。ただ、1万円ですよね。ここまで来ると、特に、先週金曜日、1万150円あたりであっという間に買い物が入って、190円で先物が終わっているということもありまして、ここには何か意図的な買いが入っているということですから、どちらかというと、この意図的な買いがSQを支えていると。言い換えれば、SQが終わってしまうと、こういった意図的な買いがなくなるんで、そのあとの方が怖いという意見がありますよね。ですから、1万から1万250を見ておいて、そのあと1万を割れるかどうか、これが一つのポイントになるという意見が今のところは出ていますね。

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香港上場の中国工商銀行なんですが、三菱UFJとの相対チャートを出していますが、逆裁定が始まったのかな

2009年9月4日放送 日経CNBC ラップトゥデイ

経済解説部 中嶋健吉さん
銀行株はチャート上の崩れ、これが本当に目立ってきましたよね。そして、G20の財務相会談が今週始まってくるということで、何と言っても自己資本比率の規制強化ということですよね。今、8%の規制がかかっているわけですが、それを12%前後、Tier1を普通株中心に4%以上という、漠然としたアイデアが今、出てはいるんですが、ただ、日本の銀行は押し並べて11から13.4%の自己資本比率は保ってい入るんですよね。ただ、むしろ欧米の銀行がこのところの相次ぐ公的資金の注入で、質量とも日本のメガ銀行を上回るような形にもなってきていると。日本の銀行が公的資金の導入をもらってないだけに、かえって割を食っているという、そういう雰囲気になっているということですよね。中国につきましても、一時期厳しい方向を出しましたが、それを何か段階的にやるということで、中国の方もかなり銀行株が戻り始めたということですよね。
最後にこういう動きもありますよということで、参考に見ておきましょう。香港上場の中国工商銀行なんですが、三菱UFJとの相対チャートを出していますが、今までは商工銀行が駄目、三菱がどちらかというとしっかりだったのが、ここに来て、逆の動きになってきているんですよね。そうした一連の動きを見て、逆裁定が始まったのかなという気がしますので、少し要注意で見ておきたいところですね。

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何が何でも上値を抑えようという、一つの下方バイアスを感じさせる意図的なものだった

2009年9月3日放送 日経CNBC ラップトゥデイ

経済解説部 中嶋健吉さん
今日の上げのポイントとして、1万330円という節目、これを戻れるかどうかということを昨日申し上げたんですが、8月17日から21日に週、17日の急落はクレディ・スイスが約1万枚の先物ですね、TOPIX、日経平均型を売った。これはちょうど1万300円を下値めどとしたターゲットの売りだったということが言われているわけですね。翌18日、戻りました。しかし、330円でこと切れた。その翌日19日も330円で戻りがこと切れた。20日は一気に上抜けたんですが、この時はまた、21日にクレディ・スイスが1万枚の売りを重ねたと。そして、昨日もクレディ・スイスは1万枚の売りを重ねています。来週のメジャーSQに向かって、1万300円台という一つの節目が意識され始めてきたということですよね。本当に腰の強いマーケットであれば、最低330円の水準まで戻ってもおかしくないんですよね。昨日は、引けにかけて、無理やり310円まで持ち上げたんですが、こと切れてしまったということですね。今日の、1万300円を付けました。これは上海が非常に大きく上昇したことを受けて、後場寄り一気に300円まで行ったんですが、残念ながら、330円どころか、310円にも届かずに、そのあとはいくら上海が上昇しても、マーケットはたらたらと下げていったという、こういうパターンになっていることかと思いますね。依然として、この330円あたりまで売りバイアスがかかっている。今日は先物のバーを見ていきますと、280,290,300,310のところに、それぞれ1000枚づつの売り物が重なっていいるんですよね。これは、何が何でも上値を抑えようという、一つの下方バイアスを感じさせる意図的なものだったなあという印象がありますよね。

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1万円をひとつの攻防ラインとしての攻防が始まる可能性がある

2009年9月2日放送 日経CNBC ラップトゥデイ

経済解説部 中嶋健吉さん
8月27日10380円の最初の谷、8月21日10130円の二つ目の谷があるんですけれども、実は今日、最初の谷を大きく下回ってしまったわけですよね。となりますと、二つ目の谷を下回れるかどうか、下回ってこれるかどうかということになるんですが、仮にこれを下回ってしまうと、やはり下にバイアスがかかる。となりますと、一つの目処として7月24日に開いています窓の下限、9960円、やはりこれを埋めに行くのかなあと。行き過ぎで1万円を割れることもあるでしょう。そして、25日線を下回ってしまったので、今度は75日線、これが現在9918円前後の水準にあるんですが、これから日々、15円から20円前後の上昇していきますよね。そうなりますと、早晩、この9960から1万円の水準まで上がってくるだろうということになりますので、一つのチャート上の節目としては、1万円割れあたりが一つの目処になると。となりますと、来週のメジャーSQに向かって、1万250円ではなく、1万円。これは昨日もちょっと申しました、ゴールドマンなんかのポジションもそうなっていますので、1万円をひとつの攻防ラインとしての攻防が始まる可能性があるという意味で、このチャートのポイントも一つ見ておきたいなという気がします。
今日のようなクレディ・スイスの動きが出ますと、大変難しくなってきます。

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ある米系の証券会社は1万円のところのコールオプション、これをショートに振って、プットはロングに持っているんです

2009年9月1日放送 日経CNBC ラップトゥデイ

経済解説部 中嶋健吉さん
昨日も指摘しましたように1万600円以上にはしこり感がありますね。特に、8月のオプションSQが1万609円で決まったということです。そして、ある米系の証券会社は1万円のところのコールオプション、これをショートに振って、プットはロングに持っているんですよね。1万円になるとOKのポジションを組んでいる等々、その証券会社がこのところポジションをいろいろいじくっているという節もありますので、いよいよSQに向けて、ポジション、思惑が交錯していく、こういう展開をちょっと頭の隅に置きたい、これも併せて申し上げておきたいところではありますね。

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日経平均のドル建て、今日115.28ドル、リーマンショック前の115.13の高値を瞬間ですが抜いているんです

2009年8月31日放送 日経CNBC ラップトゥデイ

経済解説部 中嶋健吉さん
日経平均のドル建てなんですよね。実は、今日115.28ドルまで上がったわけですが、これはリーマンショック前の115.13の高値、これを瞬間ですが抜いているんですよね。これはドル建てですから、外国人が一番注意して見る数字ではあるわけですが、ということは、これ以降、リーマンショック以前まで外国人投資家がマーケットを買いに行くということを前提におくならば、やはり民主党の具体的な政策、そして世論の反応、とかとかを見極めようと思っても、それはおかしくないわけですのでね。とりあえず、日経平均のドル建てを見る限りは外国人投資家は、今回の民主党の大勝、かなり織り込んでしまったのかなあという感じがしますよね。そして、もう一つ大きなポイントは、今回は1万600円以上に意図的に先物でマーケットを釣り上げた経緯がありますので、そこでかなりの大商いになっていますよね。これがしこりになりつつある、現実にしこりになっているのかもしれませんね。ですから、外国人投資家といえども、これをほぐしていくにはそれなりの力仕事になりますので、ちょっと目先、高値波乱から下値模索という可能性があるかもしれません。

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結論として、何かちょっと意図せざる力でマーケットを支えているというような感じですよね

2009年8月28日放送 日経CNBC ラップトゥデイ

経済解説部 中嶋健吉さん
プラス、マイナス、プラス、マイナスの連続からいくと、今日はプラスになる日なんですよね。最後は確かにプラスでは終わったんですが、ただ、朝からの動きをつぶさに見ていきますと、こうした連動性を否定するような、崩すような、そういう動きが随所に見られたということなんですよね。例えば、今日は94円割れの円高、これ依然として続いてはいるんですよね。かつて、94円割れの円高で値がさハイテク軒並み売られたわけですが、今日はこうした値がさハイテク株極めてしっかり。大変強い展開になってきている。これが日経平均を押し上げているわけなんですよね。ただ、今までの日経平均の押し上げ要因というのは、値がさハイテクもさることながら、先物主導であったというのが事実なんですよね。ただ、今日は先物はこれには全く寄与していないということなんですよね。売買高も6万枚程度にすぎないということですから、現物主導で今日は日経平均を押し上げていると、これも今までになかったことだなあという気がしますね。
上海はどうなんだといいますと、極めて安いんですよね。ただ、日経平均は全くこの影響を受けていない。上海のみならず、ハンセンも今日は非常に安い。これにも全く影響を受けていない。ただ、今までの継続性の中で、唯一継続を続けていますのが、株式と債券、債先、株先ですよね。昨日もそういう動きを続けていた。今日も極めて明確な逆相関を続けていた。今日は、債先を見ていただきますと、寄り付きから急落しているんですよ。一気に39円を下回ってきているんですが、結局、引けにかけてはまたまた39円を回復してきているということですから、非常に東京市場全体的には債券中心の、いわゆる全体的になんとも言えない不安感を表しているのかなと。結論として、何かちょっと意図せざる力でマーケットを支えているというような感じですよね。これはたぶん選挙にも絡んでいるのかなという気がします。仮にそうであるなら、期間限定ですので、この選挙が終わってしまうと、さあどうなるのかなと。かなり材料的には出尽くしているし、ちょっと無理をしている。ちょっとその反動が出るのかどうかということ、これ選挙開けには非常に気になるところですね。

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今まで無理をしていた分だけ、どうしてもマイナスの方にギアリングが効いてしまう

2009年8月27日放送 日経CNBC ラップトゥデイ

経済解説部 中嶋健吉さん
今のマーケットというのは、衆議院選挙までにメジャーSQの方向性をある程度固めておきたいという、こういった意図的なものがずっとあったということだと思いますね。昨日は円高をものともせずに、先物を中心に、そして、値がさハイテク輸出株を中心に大きく値を上げてきたこれが大きなポイントだったと思うんですが、これが1万500円という目標値を確実なものにするには、値がさハイテクだけでは守りきれない。どうしても、そこには日経平均採用の大型もの、例えば、トヨタ、東芝、諸々のそういうものがある程度参戦してこないとなかなか難しかったということかと思いますよね。ですから、そういう大型株というのが、上げるほど、今のマーケット力強いかというと、残念ながらそれほどのエネルギーがない。そういうことで、今日は早々とメッキがはがれてきたということになると、今まで無理をしていた分だけ、どうしてもマイナスの方にギアリングが効いてしまうということで、ちょっと下げ幅が大きくなったのが今日の動きではないでしょうかね。

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年金、特に米系年金の買い憶測というのが出た

2009年8月26日放送 日経CNBC ラップトゥデイ

経済解説部 中嶋健吉さん
今日、後場から急伸した銘柄群の代表として、三菱重工などが上がってくるわけですよね。リチウムイオン電機関連でニュースが出たというわけですが、必ずしも新しい材料ではないと。それ以外に、東芝などもしっかり。末尾01番02番の日本の主力株ですよね、これの上昇が非常に顕著であったということで、年金、特に米系年金の買い憶測というのが出たと思うんですよね。

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下げ渋ったということは、裏を返して言いますと、調整未了というふうに捕らえることもできますよね

2009年8月25日放送 日経CNBC ラップトゥデイ

経済解説部 露口一郎さん
今日はちょっと底堅すぎますね。昨日340円上げたのに、80円強しか下げていないということで、下げ渋ったということは、裏を返して言いますと、調整未了というふうに捕らえることもできますよね。そういう意味では、アメリカが心配です。アメリカなんですが、ニューヨークダウ、5日続伸で9500ドルまできましたけれども、高値圏で十字足出ています。おまけに上髭が長いというような状況なんですよね。それから、グローベックスの先物を見ると下げているということで、今晩もしアメリカが下げますと、明日は今日の分までひょっとしたら調整するかもしれないというふうに見ている方もいらっしゃいましたね。

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9月の中間を控えて、ヘッジ売りを外し始めた

2009年8月24日放送 日経CNBC ラップトゥデイ

経済解説部 中嶋健吉さん
結局、大型の、例えば、トヨタ、日立、新日鉄、こういった大型株がどちらかというと高寄りの後横ばいのまま終わっていて、ぐいぐいと日経平均先物を押し上げたのはハイテク銘柄群なんですよね。例えば、ファーストリテイリングだとか、TDKなども全く同じパターンになっていると。これは何を意味するかというと、どちらかというと日経平均の買い戻しがあった。ただ、買い戻しがあったんですが、たぶんヘッジのために売っていた買い戻しだろうということです。9月の中間を控えて、ヘッジ売りを外し始めたと。そのための日経平均の買い戻し。そして、ヘッジ売りをやるということは、水準が上がったということですから、売れる現物が増えてきた。特に、機関投資家の場合は、大型主力株を持っていますので、その大型主力株を売り始めたということで、残ったのが結局、値がさハイテク株中心のそういった銘柄群だという形で、そういう銘柄が強く、大型株が若干横ばいという形で、NT倍率が急上昇という、ちょっとわかりずらい説明になりましたけれども、多分そういうパターンになっているんではないのかなという感じがしますね。

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上海よりも香港のグローバルプレーヤーたちが一番嫌がるパターン

2009年8月21日放送 日経CNBC ラップトゥデイ

経済解説部 中嶋健吉さん
一番大きな流れは、現地時間の11時10分、日本時間で言いますと12時10分、ちょうど前場が終わった後ですよね。中国銀行の自己資本比率の引き上げが現地サイドで流れたということなんですよね。どういう反応が出たかっというと、まず上海市場ですが、高値からだらだらと下げてきたという、こういう反応を上海が示してきたわけですよね。ある意味では、下落もちょっと限定的かなという感じでした。一番大きく反応しましたのが、香港ハンセンですね。だらっと下げて、一気に急落というパターンになってきたわけですよね。そして、この流れがいよいよ12時半、日本の後場が始まりますよね。この動きを見て、日本は大きく下げて始まったと。当然、その下げの過程の中では、上海だとか、ハンセンだとかがより一層下落するであろうということで、かなり空売りが入っていたと、こういうことになりますよね。
上海の後場はものすごく出来高を伴っての下落になっているんですよね。ただ、大きく下げた後は限定的で、むしろ戻り歩調に入ってきているということですよね。これが一つのポイント。そして、これを見た後どういう感じになるかといいますと、日本時間の3時半から香港が始まっているんですが、香港も若干戻って始まってはいるんですが、伸び悩んでいる、こういうパターンですかね。なぜ、こういうことが起きるかといいますと、香港はどちらかといいますとグローバルプレイヤーが参加しているマーケット。上海はどちらかというとドメスチックの中国の個人の方だけが参加が行われているマーケットですから、どちらかというと政策期待、そうはいっても政府はそういう政策を強く推し進めないだろうと、多分に希望的観測が入っているのかなと、そういう感じがしますよね。
どちらかというと、上海よりも香港のグローバルプレーヤーたちが一番嫌がるパターンになっているんではないのかなということですので、むしろこれ以降、ハンセンの動きをちょっと注目してみる必要があるかもしれませんね。
ネガティブな要因だとは個人的には思いますね。

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結局1万300円を抜けたということで、一気に買い戻しのエネルギーに変わってきた

2009年8月20日放送 日経CNBC ラップトゥデイ

経済解説部 中嶋健吉さん
17日に急落をしました。この時はクレディ・スイスの先物、TOPIX合わせて1万枚以上の売りがあったということなんですよね。ちょうど1万300円をめどに売られていたということですので、それ以降、瞬間330とかがあるんですけれども、大体300円どころで頭を打っていたということでした。ところが、今日後場からこの300円の水準を一気に抜いてきた、このパターンに入ってきたんですよね。これが一つ大きなポイントになってきているのかなという気がしています。特に、大きく下げていました上海ですね、これが下げ止まりの動きを見せたということ。そして、何よりも二日連続でニューヨークが高く帰ってきたということですね。もうこれ以上ちょっと売りずらいなあと、そうした売りがなくなったところに、若干の買い戻し的なものが入ってきたと。特に、300円で頭を押さえられていましたので、売りが入った。言い換えれば、空売りショートが入っていたということですよね。それが、結局これを抜けたということで、一気に買い戻しのエネルギーに変わってきたと。あれよあれよという間に、後場きたんですよね。もう一つポイントとして、債券先物との裁定の動きなんですよね。極めて明確な逆相関できたんですが、今日の後場寄りだけは順相関のパターンになってしまっている。まさに、1万300円以下の空売りの買い戻し、これがこのマーケットを形成して、そのあとはまた逆相関のパターンに変わってきたと、こういうパターンになっているんではないかという気がしますね。

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経済を停滞させるインフレエンザで恩恵を受ける銘柄が買われているマーケットではなかなか上にはいけない

2009年8月18日放送 日経CNBC ラップトゥデイ

経済解説部 中嶋健吉さん
朝の段階では、非常にいい材料が出たんですよね。自動車セクターは野村証券が非常に強気の判断を出したということで強かった。キヤノンなどは非常にいい材料が出ましたよね。さらに、半導体関連は7月のBBレシオ、2007年1月以来の1倍超え等々。そして、何と言っても三洋電機、この動きもよかったということがあるんですが、売買高上位はどういう形になったかといいますと、ほとんどがインフルエンザ関連なんですよね。富士紡、ダイワボウ、シキボウ、経済を停滞させるインフレエンザ、これで恩恵を受ける銘柄がこういうふうに買われているマーケットではなかなか上にはいけない。これは一つ言えるということと、三洋電機につきましては、寄り付きで3300万の大商いつけていますよね。同業のGSユアサが買われていない。むしろ、裁定が働いて、GSユアサ売りの三洋買いになっているということで、非常に限定的なマーケット展開の中での物色ということですから、ちょっと全体的には調整局面に入っているかもしれませんね。

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売りから入った連中の買い戻し、若しくは損切り覚悟の買い戻しを誘うような形での買い

2009年8月18日放送 日経CNBC ラップトゥデイ

経済解説部 中嶋健吉さん
1万300円という一つのターゲットの値段があったということですので、今日も1万300円を超えてくると、昨日のように売りが出てくるんではないかと、この恐れがあったので、やはり伸び悩みという展開になっていますよね。特に、このあたりの動きについては、ニューヨークの大幅安もありましたので、東京、寄り付き段階からショートから入った投資家非常に多かったんですよね。ですから、昨日売り越しした投資主体が買い戻したかどうかはっきりしませんが、そうして売りから入った連中の買い戻し、若しくは損切り覚悟の買い戻しを誘うような形での買いが、結局1万300円あたりの値段を付けたんではないかと、こういう言い方があるようですね。

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一つの節目とすると、1万円割れるあたりかなという感じがしないでもないんですけどね

2009年8月17日放送 日経CNBC ラップトゥデイ

経済解説部 中嶋健吉さん
25、75、200日線、これがそろって上昇、順のパターンでそろって上昇局面に入ってきているということですよね。ですから、トレンドは間違いなく上向きだと思います。ただ、今回は、そういう背景の中で、あるべき調整が始まったということですから、これはもう少し前向きに見たほうがいいのかなと。言い換えれば、利食いをした人が、今度はどの水準で買い戻すんだというと、一つの節目とすると、1万円割れるあたりかなという感じがしないでもないんですけどね。

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もっと凄い数字が出て、余計に彼らがポジションを積み上げてくるのかどうか

2009年8月14日放送 日経CNBC ラップトゥデイ

経済解説部 中嶋健吉さん
一般的に、外国人投資家の一つの方針として、推測で買い、事実で売るという、よくそういうふうに言われるわけなんですよね。一番大きなポイントは来週月曜日に出ます日本のDGP統計、4-6ですが、今のところ時は、たぶん先進国の中では一番いいんではないかというふうに言われているわけですね。ちなみに、ここまで出ましたアメリカの4-6はマイナス1%、これ前期ベースですね。昨日出ましたユーロはマイナス0.1%。これに対して、日本はプラスの0.8、年率換算で3.4と断トツの数字だということなんですよね。これを外国人が評価した形で、先行して買っているとすれば、事実が出た段階で利益確定という形になるのかどうか、もっと凄い数字が出て、余計に彼らがポジションを積み上げてくるのかどうか、そういった意味では、来週月曜日、非常に大きなポイントになるんではないかなという気がしますね。

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株価水準が総じて高いと気にする意見が相変わらず多いということですよね

2009年8月13日放送 日経CNBC ラップトゥデイ

経済解説部 中嶋健吉さん
ただ、ポイントは、じゃあ、そのあとどうなるんだと、常にSQのあとが一つの流れになってきますよね。今のところ、SQの後の流れとして、株価水準が総じて高いと気にする意見が相変わらず多いということですよね。3月の後、月間の高安のあとどうなるかといいますと、SQの前後に月間の高安をつけてきているというのが見られます。となりますと、今月8月については、どちらかというと高いところでSQ値が決まるという前提であるなら、そのあと若干の調整色に入るような順番になっているんではないかという、これはあくまでも過去の例から言っているだけの話なんですが、全体的には総合かい離が30%にのってくるとか、いろんな株式指標が若干の過熱感を示し始めていますので、これ以上買い上がるかどうか、まさにニューヨークマーケット、これが依然として強い展開を示すかどうか、それにかかっているんじゃないでしょうかね。

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ちょっと買われ過ぎている株式先物の売り戻し、そして債券先物の買い戻し、が始まってくるのかどうか

2009年8月12日放送 日経CNBC ラップトゥデイ

経済解説部 中嶋健吉さん
早速、後場寄りで、日経平均採用1銘柄に5万株の売り買いが出たということですよね。さらに、TOPIX買いもインデックスの売買がかなっり広範囲に出ていたということで、さながらミニSQ的な動きが今日の後場あたりから始まってきたということでしょうね。さらに、この1週間を振り返ってみますと、昼のバスケットで、おおむね売りか、どちらかというと中立ということで、買いというパターンが一切ないんですよね。これを見ました機関投資家、特に日本の国内金法ですよね、これのお盆前のポジション調整の売りが間断なく出ているんではないかと。ということになりますと、とりあえず1万500円を超えてきて、売り方完全敗北ということでSQを迎えると一般的に言われて、多分そうなんでしょうが、ただ、国内金法の動きがそうであるなら、かなり上値も限定的かなと、そういう見方が一段と広がってきていますよね。

バークレイズの大幅な買いですよね。実は、これ、8月6日から7日にかけて、1万2000枚超の買い越しになっているわけですが、実は、これは債券先物売りの株式先物買いではないかという見方になっているんですよね。この間のチャートですが、久しぶりに明確に逆相関になっているんですよね。ということになりますと、これだけのポジションがどういう形であれ、積まれているとなると、明日のFOMC、これをきっかけにして、ちょっと買われ過ぎている株式先物、これの売り戻し、そして債券先物の買い戻し、こういうものが始まってくるのかどうか、そういった意味でもFOMCの決定内容、これを明確に見極めたいということで、明日はいよいよオプションSQ日の木曜日ということですから、依然として荒れる可能性はあるなという感じはあるかもしれませんね。

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これもやはり指数への寄与度を考えたうえでの取り上げかなということかと思いますね

2009年8月11日放送 日経CNBC ラップトゥデイ

経済解説部 中嶋健吉さん
買い方優位であるということ、それを裏付けるひとつの査証として、ソフトバンクの動きなんですよね。これが非常に大きなポイントになろうかと思います。株価の動きを見ておきますと、実は、直近の高値が2085円、これをちょっと休んだだけで、今日は一気に抜いてきているんですよね。一気といいますのは、午後の2時過ぎから水準が急速に切り上がって、85円を抜いて、2095円という高値、これをつけているわけですね。引けも90円ですので、ほぼ高値引けということですね。なぜ、ソフトバンクなのかということですが、日経平均を押し上げるには、ソフトバンクを取り上がるのが一番いいという意見があるんですよね。その一つの背景として、実は、ソフトバンクは2006年の末に1株を3株に分割する大型分割をやっているんですよね。その結果、ソフトバンクのみなし額面というのは、3分の50円という中途半端な値段になっているんですが、ただ、寄与度を計算する時は、50円額面に引き直してやりますので、例えば、今日、ソフトバンクは35円高をつけたわけですが、3分割を元に戻すということで、35×3の105円、これを日経平均の徐数といわれる、24.857で割るということになりますと、約4.25円の寄与ということになるわけで、見かけ以上に寄与度が非常に高い、要するに、値上がり幅を3倍するということになりますので、今日はファーストリテイリングに続いて第2位の寄与度になっていると。そういった意味で、ソフトバンクを取り上げることは、日経平均の寄与度が非常に大きいということで、引けにかけて一気に買われはじめた。これは何か思惑が入ってきているのかなと。一言付け加えますと、朝方大きく下げていました東京エレクトロン、これなども引けにかけてぐっと買われている。これもやはり指数への寄与度を考えたうえでの取り上げかなということかと思いますね。

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真空地帯を乱高下、乱舞するという形かもしれませんね

2009年8月10日放送 日経CNBC ラップトゥデイ

経済解説部 中嶋健吉さん
結論で申し上げますと、今日は1万500円を超えて終わっていますので、買い方優位で終わったなと。そして、オプションSQに向けて、どちらかというと、指数だけが乱高下する、上昇一方ではなくて、乱高下するようなパターン、やっぱりこれ想定しておく必要があるのかなという感じがしますね。真空地帯を乱高下、乱舞するという形かもしれませんね。

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かなり大量なことが売買できる大手客がその背景にいるということだけは間違いないようですね

2009年8月7日放送 日経CNBC ラップトゥデイ

経済解説部 中嶋健吉さん
昨日はバークレイズ・キャピタルの8800枚の買い越しでした。やはり、今日も引けにかけてバークレイズの買いらいきものが約3800枚程度出ているという市場の観測が出ていますので、この背景はいろんな意見があるんです。日系の金融機関のヘッジの買い戻しではないかですとか、いろんな意見があります。ただ、いずれにしましても、かなり大量なことが売買できる大手客がその背景にいるということだけは間違いないようですね。

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自動車と電機、この中で、戻りのパフォーマンスでちょっと格差が出ているということは要注意

2009年8月6日放送 日経CNBC ラップトゥデイ

経済解説部 中嶋健吉さん
自動車とか電機、こういうものが買われるのは当然としても、裁定の買いということですので、万遍なく買われているということなんですよね。その中でも、自動車と電機、この中で、戻りのパフォーマンスでちょっと格差が出ているということ、これは要注意だと思いますね。具体的に見ておきましょう。代表例としてトヨタを見ておきたいんですが、一昨日の高値こそ抜けていませんが、昨日の高値、これは抜いているんですよね。ほかの自動車株も軒並みこういうパターンになっている。電機の代表として東芝を見ておきましょう。東芝は昨日の高値すら上回っていないということなんですよね。ですから、戻りの中で、非常に格差があるなという感じがしますよね。

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指数が先行して下げ始めていますので、裁定買い残が働くような形の順ザヤが出にくくなってきている

2009年8月5日放送 日経CNBC ラップトゥデイ

経済解説部 中嶋健吉さん
これだけ個人の方が売られても、外国人買いがあったということもひとつなんですが、それ以外の大きなポイントは裁定買い残の増加だという気がしますね。どういうことかといいますと、個人の方が現物をどんどん売ってこられたということになりますと、当然、現物株が割安になってくる。となりますと、割安の現物を買って、割高な先物を売るという裁定買いですよね、これが大きく入ったということなんですよね。ですから、7月13日の安値から2週連続で裁定買い残増加して、累計で3160億円、直近の週はこのあと発表になると思いますが、これも多分増加しているのかなということで、信用の売りに対して、裁定の買い残が大きくマーケットを支えてきたという、この構図なんですが、昨日、今日とどちらかというと指数が先行して下げ始めていますので、なかなかこの裁定買い残が働くような形の順ザヤが出にくくなってきているということですので、ここから見ても、目先ちょっとした整理局面、これが入ってきてもおかしくないのかなという感じにはなってきましたね。

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3つの指数がそろって上昇というのは、ある意味では中長期的に上昇トレンドが続くということ

2009年8月4日放送 日経CNBC ラップトゥデイ

経済解説部 中嶋健吉さん
何よりもポイントは200日移動平均、今日の日経新聞にも出ていましたけれども、これが今日からプラスに転じた、これがポイントですよね。実は、200日移動平均線は2007年10月19日にマイナスに転じているんですよね。それ以来、初めてプラスですから、ちょうど1年10カ月ぶりの上昇ということでしょうか。これ以降の200日移動平均は、ちょうど200日前の8000円付近が消えていくんですよね。そして今の水準がはいってくるということは、200日移動平均はこれ以降は間違いなく上昇を続けるということ、これを意味しているということですよね。そして、最後にポイントとして言っておきたいのは、一番上に25日線があり、その次に75日線があり、そして200日線があって、この3指数ともに今日からすべて上昇に転じるということですから、順のパターンで上昇ということですよね。これは非常に大きなポイントです。過去のトレンドを簡単に見ておきましょう。2003年以降、この局面は3回表れていますよね。3つの指数がそろって上昇というのは、ある意味では中長期的に上昇トレンドが続くということ。過去の経験則が語っているのかなという感じがします。

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ちょっと売られ過ぎたTOPIX、この修正局面が今回の連騰記録

2009年8月3日放送 日経CNBC ラップトゥデイ

経済解説部 中嶋健吉さん
日経平均の先物は9月22日、リーマンショック後の高値12250円から一気に、10月10日7840円まで下がっているんですよね。この間14営業日、そして4410円の下落、率にして36%、言い換えれば、真空地帯を急落していったということで、これは日経平均先物に限らず、ナスダックだとか、FTSE指数、これみんな同じパターンなんですよね。どれだけの空売りが入ったか、大きくマーケットが叩かれたかということ、これを持って言えると思いますね。その結果、日経平均が売られましたので、NT倍率、これが何と9.45倍というほど、かつてないほど下げてしまった。今回はこれが10.91倍まで戻っているということは、極端から極端、言い換えれば、下げ過ぎた反動が一気にここで修正されている、こういうパターンになろうかと思うんですよね。で、TOPIXはということになりますと、あまりにもこの時はTOPIX有利、日経平均が売られた、その逆が出ていますので、ここに来て、ちょっと売られ過ぎたTOPIX、この修正局面が今回の連騰記録、これに多分繋がっているんではないかと考えますと、やはりリーマンショック後の世界のマーケット、大きく特にハイテク系が売られた、それの戻りが、特に買い戻し中心に行われているという、こういうパターンだというふうに見ておいていいんでしょうかね。結局は指数だけが上昇している、こういうことかと思いますね。

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商いも、売買代金増えてきていますね

2009年7月31日放送 日経CNBC ラップトゥデイ

経済解説部 直井敦さん
結局、個別になにがしかのいいものが評価されていて、それが相場全体としてじり高基調に繋がっていると。これ、少し以前の個別ではなく、日経平均先物指数で上がってくという状況とはちょっと違う動きだったと思いますね。もう一つ、商いも、売買代金増えてきていますね。ここからはちょっと商いが増えてこないと、戻り待ちの売り、いわゆるやれやれの売りをこなしながら上がっていけないという意味で、今日はちょっとそんな動きが出てきたなという感じもありますね。

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指数買いで全体ががあと上げている時とはちょっと違う印象がありますね

2009年7月30日放送 日経CNBC ラップトゥデイ

経済解説部 直井敦さん
今日はきわめて特徴的なんですね。一言でいえば、輸出関連買いなんですね。資源関連、商品市況の一服ということもあって売られているということですね。中でも、ホンダ効果の輸送用機器が突出していますよね。ハイテクも結構いい決算が出ていまして買われているということなんですね。今週振り返ってみますと、あまりにも輸出関連主導で上げてしまって、ちょっと一服じゃないかという場面が途中あったんですけど、ちょっと元に戻った感じですよね。これ振り返ると、押し上げているのは、個別の決算のそれぞれの良さということですから、指数買いで全体ががあと上げている時とはちょっと違う印象がありますね。

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需要回復を伴わない利益回復の持続性にはちょっと疑問があるんではないか

2009年7月29日放送 日経CNBC ラップトゥデイ

経済解説部 直井敦さん
今日、ちょっとおもしろい分析を目にしたんですけれども、バークレイズ・キャピタル証券のクオンツ分析を得意とされているたかはしふみあきさんですね。そちらからお借りしてきたチャートです。リビジョンインデックスというものがあります。リビジョンインデックスというのは、そもそもアナリストコンセンサスによる業績の予想が3カ月前と比べて、上方修正になりました割合、そして下方修正になった割合、その割合を差し引いて示すものなんですね。ですから、ゼロより下にある時には下方修正の方が多いですと。ゼロより上になれば、上方修正モードですと。足元どうかというと、物凄い下方修正から物凄い上方修正に、今ゼロ近くまできましたということなんです。ところが、このリビジョンインデックス、普通は利益でやるものなんですね。たかはしさんの分析の面白いところは、売上高と利益、両方やってみたということなんですね。物凄い勢いで上方修正になったのは営業利益、利益ですね。売上高の上方修正がそれに追いついていないというのがこのギャップに示されているんですよ。つまり、キヤノンの象徴される話なんですが、需要回復を伴わない利益回復の持続性にはちょっと疑問があるんではないかと。アメリカで起きていることと同じことではないかと、たかはしさんの分析で、このあたりが相場全体で先行きに確信が持てないという一つの背景は、こんな見方もできるんじゃないでしょうか。

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何か買わなきゃなという時に、今更上がっちゃったハイテク、買えないですよね

2009年7月28日放送 日経CNBC ラップトゥデイ

経済解説部 直井敦さん
残念ながら10連騰にはならなかったということですけれども、いわゆる連騰疲れみたいなこともあると思うんですけれども、むしろあまり下がらなかったなと。そうはいっても、昨日とは違う様相がいくつかあるんですよ。一つは先物。先物大口外で指数が持ち上がるみたいな動きが今日は見られませんでしたね。いわゆる買い戻しもちょっと一巡したのかもしれないですね。業種別の騰落率をみると、今日は非常に鮮明なんですね。内需買い、ハイテク売り、プラス鉄鋼が上に乗っかていますと。ざっくりいうとそんな感じなんですよね。これまで戻りの過程を引っ張ってきたハイテクのところに売りが出ています。代わりに内需が買われています。鉄鋼は個別の要因で買われていると、こういうことだと思うんですが、その内需がいなんですけれども、内需、あるいは銀行、不動産外なんですけれども、ファンドマネージャーの方なんかとお話をしていますと、ハイテク買いはもう少し先かと思って様子を見ていたら、指数主導でするするすると上がっちゃったんですよ。こういうときは買えないんですね。買えないまま先に行っちゃったという感じですね。じれったい状況になっていまして、さて、何か買わなきゃなという時に、今更上がっちゃったハイテク、買えないですよね。仕方ないから、出遅れていたところを買うかと。多分今日なんかもそういう消極的な買いが入っていたという感じはしますよね。

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今日の海運とか、日立建機みたいなケースが出ますと、あまりいい感じはしない

2009年7月27日放送 日経CNBC ラップトゥデイ

経済解説部 直井敦さん
アメリカというのは、決算警戒モードから入って行ったら、意外とよかったぞということで、これはポジティブサプライズというやつですよね。日本はどうだったかというと、決算シーズンが始まる前に、ほぼ同じような時期に、日本の場合には、むしろ4-6、意外といいかもしれないなという雰囲気がそもそもあったと思うんですね。それで、今日の海運とか、日立建機みたいなケースが出ますと、あまりいい感じはしないと。どういうふうに出るかをよく見ておきたいなという感じではありますね。

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技術関係銘柄が多い、こういう指数が強いというのは一つの表れ

2009年7月24日放送 日経CNBC ラップトゥデイ

経済解説部 中嶋健吉さん
一つの重要なポイントとして、11月5日ですよね、この日に正式にオバマ大統領が選ばれたということなんですよね。ですから、リーマンショック以降、オバマ大統領がほぼ決まりだろうということで、これに対して非常に強い期待値があったんですけれども、それについて、期待で買って、事実で売られるということ。そして、ここに来て、11月5日の高値を抜いてきたということは、いよいよオバマ大統領がやろうとしているエネルギー政策だとか、そういうものに対する具体的なものが表れ始めたと。その一つの例が、今言われていますスマートグリット、これに反映される新しい技術ですよね、ということで、技術偏重と言えば言いすぎでしょうけれども、ナスダック、そして日経平均、こうした技術関係銘柄が多い、こういう指数が強いというのは一つの表れかなと、若干独断と偏見ではありますけれども、そういうイメージを持っています。

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9850円にストップロスの買い戻しの注文があったということですので、それを狙った買い戻し、仕掛け

2009年7月23日放送 日経CNBC ラップトゥデイ

経済解説部 中嶋健吉さん
市場で言われていますのは、9850円にストップロスの買い戻しの注文があったということですので、それを狙った買い戻し、仕掛けですよね、これが入ったというのが一つあります。あと、ハンセン指数、昨日急落しているんですよね。今日は急騰しているということ。この急落はハンセン指数の約11%強を占めるHSBCの急落だというふうに言われているんですが、HSBC固有の材料ではなくて、英国の銀行に追加資本増強の噂が流れたということで、HSBC急落し、それが今日のところは否定されたんでしょう。HSBCが急伸したということで、ハンセンが戻っているということは注意して見ておきたいところですね。そして、円安、前日の93円の前半から、今日は94円の半ばまで。みずほフィナンシャルが5260億円のファイナンスですね、今日、払い込みでした。その内の半分は外国人が買っているといわれていますので、当然円買いの需要があったということで、円高になっていると、こういうことが背景にあるということも一つのポイントとして押さえておきたいですね。

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東京市場、独自性のものは全く感じられない、100%ニューヨーク横にらみというパターン

2009年7月22日放送 日経CNBC ラップトゥデイ

経済解説部 中嶋健吉さん
東京市場、独自性のものは全く感じられない、100%ニューヨーク横にらみというパターンに入っているということですよね。ですから、この上昇そのものも冷たい見方をすれば、買い戻しだけがマーケットを支えているということで、実需買いはほとんど入っていないということで、これが売買代金の少なさにも表れていると、こういう感じがしますよね。

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円高イコール株安というパターンがこれまで続いているということで、為替の動きにも注意したい

2009年7月21日放送 日経CNBC ラップトゥデイ

経済解説部 中嶋健吉さん
選挙期間中は、各党がリップサービスをやるということと、新政権に対する期待が強いということですので、通常はこの間はしっかり、過去の経験からいっても、だいたいしっかりという感じですよね。
6月16日からドル円の為替と日経平均先物の連動性が高まって、若干のブレはあるんですが、だいたい似たようなパターンでずっと来ているということですよね。その間、クレディ・スイスがショートを高めたということは分かるんですが、これを数字の裏付けで見ておきましょう。シカゴ通貨先物の投機筋による円の建玉の動きなんですが、6月9日までマイナス2200枚、16日にマイナス8500枚まで一挙に行ったあとは、一気に売り越し幅が減少、そしてプラスに転じていると(7月14日はプラス33567枚)。円高イコール株安というパターンがこれまで続いているということで、為替の動きにも注意したいですね。

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7月のSQ値9386円、これをまさに意識した形で最終的にここを上回って終わった

2009年7月17日放送 日経CNBC ラップトゥデイ

経済解説部 中嶋健吉さん
今日、唯一方向感が出ましたのが、日経平均先物、9390円で行ったり来たりしているんですが、これは7月のSQ値9386円、これをまさに意識した形で最終的にここを上回って終わったということです。あとは、為替との連動性等々もあるんですが、いずれにしましても、先物主導の展開が続いているなあという、これは否定できないなあという気がしますね。

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実は、今日のマーケットを大きく売り崩したのは、バークレイズなんですね

2009年7月16日放送 日経CNBC ラップトゥデイ

経済解説部 中嶋健吉さん
今日につきましては11時発表の中国の4-6のDGPですよね。残念ながら、事前にリークされてしまっていたなあという感じがあるし、実際の数字がほぼその数字通りだったということですので、期待で買って、事実で売ってしまうという、このパターンに陥ってしまった。これが今日の全体的な足を引っ張ったという感じかもしれませんね。

実は、今日のマーケットを大きく売り崩したのは、バークレイズなんですね。全体で6400枚、1社で売り越しているんですよ。バークレイズは日経平均型を3万枚強ロングでずっと持っていましたてね。この水準で売ったとしても、まだ利益が出ているんじゃないかという、こういう意見もあるんですよね。もしこれが利食いであるなら、まだこれからも少し出てくる可能性があるということですので、バークレイズの動きはちょっと注意してみておきたいなという気がしますね。

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残念ながら、回転が効かなくなりつつあると、こういう雰囲気が出てくるのかも知れませんね

2009年7月15日放送 日経CNBC ラップトゥデイ

経済解説部 中嶋健吉さん
結局、日本初のマクロ、ミクロの材料、これが全くないということですよね。反対に、需給面でみた需給関係の悪化要因、これが非常に目立ってきたということかと思いますね。特に、昨日発表になりました3市場ですよね。買い残が5月15日に週から何と9週連続増加なんですよね。この間の買い残の累計の増加額は5600億円ということになります。立ち会い日数で41日間ということですので、平均単価を計算してみますと、日経平均で約9640円、TOPIXで907ポイントということになるんですよね。今日の水準からいきますと、かなり高いところだということですので、残念ながら、回転が効かなくなりつつあると、こういう雰囲気が出てくるのかも知れませんね。

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ここからは一方的に売り売りという形にはなりにくいのかもしれない

2009年7月14日放送 日経CNBC ラップトゥデイ

経済解説部 中嶋健吉さん
基本的に、こうした下落局面では、中小型の材料株、残念ながら買いが入りませんね。これが一つの大きなポイントですよね。となりますと、ディフェンシブ感覚で、コア30関連の銘柄、これを買おうという意欲がだいぶ出てくるということでしょうか、そして何よりも、トヨタ、パナソニック、三菱UFJにつきましても、基本的に5月初旬高値銘柄なんですよね。例えば、トヨタ、5月7日、パナソニックも5月7日高値、そして三菱UFJ、これは5月11日高値。よく言われますように、小回り3か月、大回り3年といいますんでね、3カ月で大体一周りマーケットが出ていくということなんですよね。今、窓を埋めに行っているようなパターンになり、これ最終局面ですよね、そして3カ月となりますと、8月の上旬、そろそろ買いの手らしきものが入ってきたということですから、ここからは一方的に売り売りという形にはなりにくいのかもしれない、このあたりはちょっと注意して見ておく必要があるのかもしれません。

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黒子に徹するべき買い戻しというものが、何か舞台の中の主役で見栄を切っているような感じ

2009年7月13日放送 日経CNBC ラップトゥデイ

経済解説部 中嶋健吉さん
何と言っても、主体的な買い手がいない、買い戻しだけがということになりますよね。買い戻しといいますのは、本来どちらかというと、こっそりと、分からないようにやるというのが普通なんですが、今回は、これ見よがしに買い戻しがドンとマーケットに出ているということですよね。言い換えれば、本当の意味で黒子に徹するべき買い戻しというものが、何か舞台の中の主役で見栄を切っているような感じがしないでもない、それだけに余計白けるようなマーケットになっているのかなという感じがしますよね。そして、もう一つ気になりますのが、信用の買い残が非常に増えたところでの調整局面というところなんですよね。実は、信用の買い残、5月15日の週から8週連続で増加しているんですよね。この間、増加幅が5300億円ということになるわけです。それが、残念ながら、かなりマイナス圏に入って来たのかなあということですね。一つの傍証としまして、松井証券の店内の信用の評価損、買いの評価損ですね、約15%に近づいてきたということなんですよね。ただ、それ以外の個別銘柄では、すでに20%以上のマイナス、言い換えれば、評価損が出ているものがありますので、そろそろ強制的に追加担保を要求される水準に来ているということですよね。それができませんと、一気に投げるということになりますので、このあたりの不測の投げというものもちょっと念頭に置いておきたいなと。ですから、いずれにしましても、日柄整理、値幅整理、相まって動き始めた。200日移動平均線ですね、TOPIX、これを下回ってきたとかとかを考えると、ちょっと今回の調整は長引きそうかなと。でも、長引くといいましても、8月の上旬あたり、あのあたりを意図してみておきたいなという感じがしますね。

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投資家、ディーラー、トレーダー、すべてまず売りから入った

2009年7月10日放送 日経CNBC ラップトゥデイ

経済解説部 中嶋健吉さん
SQ値が9386円でしたでしょうかね、これ、中途半端に高いなという値段なんですよね。ありていに言えば、9200円台で仮に決まれば、次のオプション価格の9500円に向けて、ちょっとファイティングポーズも取れようかなというようなもんなんですが、9386円ですと、9500円まで本当に糊代はごくわずかということになりますよね。さらに、今日は週末であるということと、何と言っても都議選を控えているということもありますので、投資家、ディーラー、トレーダー、すべてまず売りから入ったなと、こういう感じがしますよね。

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CTA、先物だけをやるブローカー、これの広範囲の買い戻し観測

2009年7月9日放送 日経CNBC ラップトゥデイ

経済解説部 中嶋健吉さん
今日は総じてしっかりだったのは非鉄、船株、このあたりですよね。いわゆる商品市況関連といっていいでしょうか。ただ、市場の見方では、こうしたところにはCTA、先物だけをやるブローカー、これの広範囲の買い戻し観測が言われていましてね。ですから、今日はしっかりだったということでしょう。規制強化の流れから、とりあえずポジションを手仕舞うんだということであるなら、必ずしも歓迎すべき動きではないかもしれませんね。確かに、買い戻しがある程度一巡した後は、本当に株価は泣かず飛ばずになっちゃいましたので、どうもそのあたりは一つあったのかなと。となりますと、今日の動きは100%と株と為替ですね。この連動ですね。今日はきれいな形で連動して動いている。今日はすべてこれで説明がついてしまうのかなという感じがします。

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世界的に資金の流れが変わりつつあるという感じがしますよね

2009年7月8日放送 日経CNBC ラップトゥデイ

経済解説部 中嶋健吉さん
とどめを刺しましたのは、たぶんマネーの動きに大きな影響を与えるということで、アメリカの商品先物取引委員会による、特に原油ですよね、原油、天然ガスの取引の残高規制、これをかけようではないかという話なんですよね。それと並行する形で、先物のブローカーの自己資本、これを引き上げようではないかと、自己資本規制の引き上げということですね、この二つがどうやら今、俎上に上り始めてきたということなんですよね。特に、天然ガスだとか、原油につきましては、インデックスファンドだとか、ETF、そして年金等々に持ち高の制限をかけようということ、これは当然一つのポイントとして上がりますけれども、その中でも、特にヘッジファンドには週ベースでの残高を報告させようではないかと、こういうことも今俎上に上がってきているということですよね。さらに、農産物については、既にシカゴの先物取引所が残高規制をかけていますので、一つの流れは決まっていると。それ以外では、金だとか銀だとか銅、限りある資源ですよね、こういうものについても、将来的には持ち高制限をかけようではないかということですので、非常に厳しい状況ですよね。さらに、自己資本規制につきましては、ニューエッジ、これは先物取引でよく名前が出るところなんですが、世界最大の先物業者というふうにも言われているんですが、もし自己資本を上がられるということになりますと、このクラスで行きますと、約数億ドルの新たな自己資本の積み増しが必要だと。となりますと、それができないところは撤退というところも出て来るわけですので、今まではCTAといわれますコモディティ・トレーディング・アドバイザー、先物だけを専門に行うヘッジファンドですよね、こういうところは株式と商品先物、株式と他の商品という形で常に裁定を組んでいたわけですが、こちらの商品ができなくなるとなりますと、株式からの撤退もやむないということで、安全資産という形で債券にお金が流れ始めているということで、世界的に資金の流れが変わりつつあるという感じがしますよね。

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やにわにドドンと売りたたかれてしまうという、非常に理解しがたい感じですよね

2009年7月7日放送 日経CNBC ラップトゥデイ

経済解説部 中嶋健吉さん
今週末にSQを控えていますので、上下に振らされているなあという印象がまずあるんですよね。例えば、日経平均先物は9時12分から1000枚の売りで下げているんですが、9時12分までにTOPIX先物を100枚×10、連続10回買った投資主体がいるんですね。多分、メリル・リンチじゃないのかなという気がしますけれども、しっかりかなあと思ったっら、やにわにドドンと売りたたかれてしまうという、非常に理解しがたい感じですよね。日経平均を売り崩しに行っているという、こういうパターンが見て取れるということなので、こういうことが出てまいりますと、参加者が少なくなってきて、最終的には指数だけの取り合い、やり取りになる、こういう危険性があるので、あまりいい傾向ではないなという感じはしますよね。

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意図的に9510円を下回らせてしまえば、かなりの売り物が出るだろうなと

2009年7月6日放送 日経CNBC ラップトゥデイ

経済解説部 中嶋健吉さん
これはあくまでも市場関係者のある意味推測的な見方で、参考にしていただきたいんですが、9510円ですよね、これは6月23日の安値でもあるんですが、実は、5月11日の高値でもあるということ。この9510円を下回ってしまうと、ちょうど二番天井的な動きになってしまうと。ダブルトップなんですよね。ですから、何としても、これは守らないといけないという、これは誰が見ても分かる数字なんですよね。言い換えれば、意図的に9510円を下回らせてしまえば、かなりの売り物が出るだろうなと。そこを買い戻しにいくんではないのかなという、これは非常に憶測だけの見方もあるようですが、ただ、25日線が下向き始めたことも含めて、ちょっと全体的なベクトルが下を向いているなあという感じがありますので、9500円、どういう展開になるか、ちょっと頭の隅に置いておきたいところですね。

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クレディ・スイスのポジションは円高で売り、円安で買い戻し

2009年7月3日放送 日経CNBC ラップトゥデイ

経済解説部 中嶋健吉さん
一つのポイントとして、6月16日からかなり大きくショートポジションを取ったクレディ・スイスの動向、これが非常に気になるわけですよね。ここまでのところ、9300枚を日経平均型でショートにしています。TOPIX型は約6100枚ショートにしていると。今日も、今のところ、速報値ではまたショートポジションを作ったと聞いていますが、いずれこれは買い戻すであろうという、こういう読みがマーケット関係者の間で出ています。そういった意味で、今日あたりの動きをみると、どうやら何か買い戻しを誘うような動きが始まっているかなと。そして、このクレディ・スイスの動きというのは、一つ大きな動きがありまして、為替と連動しているという動きがあるんですよね。6月16日以降の動きを見ているんですが、ほんんど連動しているんですよね。今日一日を見ても、ドル円と日経平均先物の動き、極めて連動しているということで、クレディ・スイスのポジションは円高で売り、円安で買い戻しという、こういうパターンになっているということですから、ちょっと来週以降、為替の動向も見ておきたいなという気がしますね。

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