2010年3月27日放送 BSジャパン マーケットウィナーズ
ITCインベストメント・パートナーズ(株)取締役 岡崎良介さん
株式のボラティリティと信用のリスク、これを掛け算してみると、市場全体のリスクが見えてくるんじゃないかなと。実はこれ、新聞とかでよく目にするCDS、クレジット・デフォルト・スワップとだいたい同じような絵なんですよ。CDSの中身というのはちょっと違うんですけれども、現実は株価のボラティリティと信用リスクスプレッドというふうに考えてもらっていいと思います。この10年間の出来事で、湾岸戦争やロシア危機の時は。このシステマティックリスクはそんなに大きくなかったんです。同時多発テロとか、ITバブル崩壊とか、だんだん上がってきました。遂に金融危機の時に大きく上がっちゃいますね。CDSのスプレッドと同じようなことなんですけれども、たぶん水準によって、こういうことが言えるんじゃないかと思うんです。システマティックリスクの水準によって、ある程度、時代時代がどういうところにあるかというのが言えます。0から50ベーシスポイントの時は、平穏無事といいますか、通常の時代はこのへんです。50から100というのは景気後退期がこのへんですね。ところが、これが不況になって、倒産が出てくると、100から150になって、150を越えてくると、これは金融危機とみていいんではないかと思います。
今、株式のボラティリティがだいたい18%前後、それから信用リスクの方が2.5%ぐらいなんですね。ですから、だいたい45ベーシスぐらいのところですから、今はご安心ください、通常期にありますね。
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