すごいものの土台の上の競争で、すごい、すごくないというふうになっているというのは、今の生きている人たちの悲劇な気がしますけど
2009年12月13日放送 NHK総合 課外授業 ようこそ先輩
カラダはミステリー!?
医師・作家 海堂尊さん
筋肉の名前とか、骨の名前とか、臓器の名前、これがものすごく細分化されて、しかも精密にある。たった指をひとつ動かすのにも、これだけいろんな筋肉、神経が働いて、ようやく動くものなんだというのを知ったときに、体というのはすごいもんだと思ったわけですね。
そういうふうに思うことが、やっぱり自分がすごいと思えるんじゃないでしょうかね。自分がすごいと思えれば、プライドを持てるんで、生き方も変わると思いますよ。すごいものの土台の上の競争で、すごい、すごくないというふうになっているというのは、今の生きている人たちの悲劇な気がしますけど。みんな、こんなすごくって、その先ちょっとを争っているというのが本当のことなのに、みんな、こんなに差があると思っている。違うんですよ。みんな、これぐらいすごくって、ここから争っているんですよ。そこのところが分かると思いますね。
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