2009年9月27日放送 テレビ朝日 日本サッカー応援宣言 やべっちFC
名波浩さん
今日は、ぜひ僕が日本代表に呼んでほしいという選手を主張したいと思います。
技術はもちろん、戦術眼、アントラーズの小笠原。
日本代表は遠藤や俊輔を経由しないとゴールに直結するようなボールが出てこないよと相手に思われる前に、小笠原がいると、一発でスポンと出てくる。ヤットももちろん、憲剛ももちろんそうなんだけど、小笠原はより遠くの局面というのかな、意識しているから、ストライカーと距離が30メートル40メートルあっても、奪って、自分のところにボールが入った時は、常にそこを見ている。もともとアントラーズで組んでいた歴代のストライカーたちというのは、背後を取るのがみんなうまい。岡崎なんか、嘉人なんか、恰好なパートナーになりそうな感じがしますけどね。
1回で局面を変えるようなプレーというのを常に意識しているというのをすごい有効できるんじゃないかなというふうに。
昔はトップ下で、2列目で、スルーパスも俺出すよ、点も取るよというタイプだったけれど、それ以上に、ゲームコントロール、日本で数少ない時間をコントロールする、ゲームを90分ひとくくりで考えると、ポイントポイントで、ここはこういう仕事をさせよう、ここは休ませよう、そういうものを明確に指示してくれる。いれば、オランダ戦のファン・ペルシーに取られた後、1点目取られた後、あの戦い方が絶対に違ってくると思うので、より、こう大人のサッカーというか、こんなことを小笠原に言ったら、昔からやっていたよというかもしれないけど。
中盤だったら、柏木。前を向いたときに、思い切りの良さ、スルーパスであったり、ループのボールであったり、もちろんミドルシュートも含めて、すごく楽しそうにプレーしているから、それは見ていて気持ちいいしね。プレーが止まらないんだね。その辺が相手捕まえずらいだろうし、空いているスペースいち早く見つける戦術眼というのをもともと持っているから、見つけたら、決断よく出ていける。今の日本代表でも活かせると思いますね。
あとはストライカーで、新しく見てみたいなというのは何人かいて、まずは佐藤寿人。
シュートがうまい。ミートがうまい。ちょっと浮いたボールをハーフボレーというか、ああいうふうに打った、あのタイミングで、ボールが落ちてくるまで待てる日本人ってなかなかいない。だいたい待てなくて、空振りか、待ち過ぎて吹かすか、どちらか。それは抜けている気がするよね。今のフォワード陣で。
やってみていな、この選手と、横浜Fマリノスの渡邉千真。シュートバリエーションがすごく豊富なんだよね。ヘディングもそうだし、右足も左足も。体投げだせる。それから手を使うのがうまい。片手で相手をブロックできる。駆け引きのうまさと体の強さ、神戸の宮本、神戸のディフェンダーをワンハンドで抑えて、ゴールキーパーの位置をよく見て、シュートまでいったあの一連の動きなんかは、特に国際試合なんかは、間違いなく通用するだろうし、あとは本人がどれくらい日本代表というのを意識しながら、たとえば試合だったり、そういう情報を入れているか。
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