カテゴリー「プロフェッショナル」の12件の記事

センスとか、ふわっとしたもんじゃなくて、がつっと強い真実みたいなもの、それを見つけることが、たぶんデザインなんじゃないかなと思います

2009年11月24日放送 NHK総合 プロフェッショナル 仕事の流儀

人気ショップは、こうして生まれる

インテリアデザイナー 片山正通さん

どれだけそのことに対して真剣になれるかということじゃないかなと思うんですよね。だから、僕はよく言うんですけど、意外にお金がないから自分でトンカチで作ったようなお店って、すごい汚いんだけれど、自分たちで愛情をかけて作っているから、すごい力になるんですね。本当は、デザインというのは、美しいというだけではなくて、愛情がどれだけそれに乗り移っているかみたいなことが、パワーのバロメーターになっているなと、すごいするんですね。だから、センスとか、ふわっとしたもんじゃなくて、がつっと強い真実みたいなもの、それを見つけることが、たぶんデザインなんじゃないかなと思いますけど。

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機能が回復できなくても、残った機能で、こんな素敵な人生が待っているんだよということを是非知っていただけるとありがたい

2009年11月17日放送 NHK総合 プロフェッショナル 仕事の流儀

リハビリが、人生を面白くする

作業療法士 藤原茂さん

自分が勝って喜ぶ、負けて悔しくなるという、感情の起伏を引き出すという意味では、カジノはもってこいなんですね。何だ、あの人は、と思って、その人の動きを見ながら、カッカ来てみるとか、そうなってくると、あの人のほうに行かないよ、その人の行動は、すべて感情の起伏によって生まれてくるんですね。普通、町に出てみると、怒ったり、わめいたりすることが、人と関わりを持てば持つほど出てきますよね。そういうことが起こることが、こういうことが施設では必要だと思っていますね。それが一番ピークになるのがカジノということですね。

障害をお持ちの方は、機能にばかりこだわって、この機能回復、機能回復とおっしゃっているのは、確かに病気になられた直後は、僕は機能にこだわるのは当たり前だと思います。だけども、機能が回復できなくても、残った機能で、こんな素敵な人生が待っているんだよということを是非知っていただけるとありがたいなあと思いますね。

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私はこっち、自分をよくする。そうなってくると、店内の雰囲気がぎすぎすしてくるんですね

2009年11月10日放送 NHK総合 プロフェッショナル 仕事の流儀

人が変われば、会社は変わる

小売り再建 大久保恒夫さん

基本的には、お客さまに喜んでいただけることをするという行動をしたら、それは評価しますよということなんですね。例えば、挨拶というのはすごく重要だと思って、挨拶してくださいとお願いしているんですけど。
レポートは一切ないですね。普段の行動、普段行動を常に見ていますよ。その行動を評価しますよ。
成果主義が必ずしも成果につながるとは思っていませんので、まず、小売業って、みんなで力を合わせてほしいんですね。チームワークをよくしてほしいんですけど、数字で評価すると、自分の部門の数字だけ上げたくなっちゃう。隣の部門がすごく悪くて困っていても、それは知らない。私はこっち、自分をよくする。そうなってくると、店内の雰囲気がぎすぎすしてくるんですね。みんなで力を合わせて、お客さんに喜んでもらう店を作るんだという気持ちになって、行動したりすれば、今までの経験で言うと、必ず売り場はよくなるんですね。数字は上がっていきますので、数字は気にしなくてもいいから、そっちさえやれば、上がってくるから、大丈夫だというのを言い続けているんですね。

小売業って、すごく人間的だと思うんですね。人間味がある、人間の良さが発揮できる仕事だと思います。その良さを生かしていきたいんですね。経営になっちゃうと、何とか売り上げとか、利益になっちゃうと、そちらの本当の小売業の良さ、人間的な良さといみたいなのが、だんだん無くなる支持とか、命令とかになっちゃうんで、そうなってきたら、やっぱり数字は上がらないですね。
とにかく人だと。気持ちだと思っています。人って言うのは、変わると思っているんですね。車のエンジンだと100馬力のエンジンはいつも100馬力ですね。人間は成長しますので、100馬力の人が成長すれば、200馬力になる。その人がやる気が出れば、400馬力になる。ものすごく力が出ますので、人間というのは、そこを成長して、伸びていけば、会社というのは全然違う仕事ができる。今までその人が想像できなかったような仕事ができるようになりますので、それが一番大事だと思いますね。

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昨日までやっていたことよりも、一歩大きいこと、難しいことをお願いする、それはすごい重要ですね

2009年11月4日放送 NHK総合 プロフェッショナル 仕事の流儀

仕事でこそ、人は育つ

ベンチャー企業経営者 南場智子さん

組織のトップというのは一番賢いわけではなくて、一番体力があるわけではないんですけど、ただ、元気度というのは、その組織のトップの元気度が上限になるときが多いと思うんですね。やっぱり、トップが元気がないと、暗くなりますよね。
あまり終わった試合のことは考えないようにして、次の試合のことを考えることに、それの訓練だけはできたかなという気がします。長い年月をかけて、ずっと仕事をしてくると、それは後天的に覚えました。最初、本当にくよくよする人でしたので。

私は育てているという感覚は全然ないですね。仕事が育てていると思いますね。私たちができることというのは、結局は成功できる環境とか、次から次へと成功したときに、十分に大きなものとして返ってくるような十分なステージを用意するということだと思うんですね、一人一人に対して。
今までできると証明されたことよりも、一歩大きいこととか、一歩難しいことを任せるということが重要だと思うんですよ。会社としては、昨日までこれができると証明されていることをお願いするほうがリスクがないんですけど、リスクがないと成長がないですから。昨日までやっていたことよりも、一歩大きいこと、難しいことをお願いする、それはすごい重要ですね。

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楽したいと思うような自分の脳に、そのままにさせると、本当にどんどん低下していきますよね

2009年10月20日放送 NHK総合 プロフェッショナル 仕事の流儀

プロに学べ!脳活用法スペシャル 脳の老化をぶっ飛ばせ

茂木健一郎さん

脳って、不幸なことに楽したい、楽したいと思っているんです。楽したいと思うような自分の脳に、そのままにさせると、本当にどんどん低下していきますよね。
どうしても、お歳を重ねると、周りの人がやってくれそうになっちゃうじゃないですか。その時も、とにかく面倒くさがらないで、そういうことをやるというのが、アンチエージングにとてもいいんですね。
脳を鍛えるためには、普段やっていないことをやるというのがいいんですよ。
普段は使わない脳のモードを使うことで、脳の神経回路の、ある意味ではマッサージになるというかな、一つの使い方だけしていると、それはとても弱い脳になっちゃいます。ですから、なるべくいろんな使い方をしてあげたほうが、脳全体の回路が太くなって、委縮が遅れるということなんですね。

新しいことというのは、当然難しいことになってしまうんですけど、あまりにも難しいと、やる気がなくなるし、脳の回路としても、どうしたらいいかわからないので、今、自分ができることよりも、ちょっと難しいところ、その難易度で新しいことに挑戦するというのがいいんですね。脳の喜びを感じる報酬系という回路を活性化させますし、学びも一番効率がいいんですね。

とにかくアクティブに何かやることです。例えば、自分の手足とか使って、能動的に何かできることで、好きなことというのが一番いいです。何もやらないのが好きって、そう言われても、それはただ怠けているだけですよ。面倒くさいんだけど、これは好きでやりたいということが一番いい。

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働くことが、商品扱いというか、もの扱いというふうになっていること自体は、おかしいと思いますね

2009年10月20日放送 NHK総合 プロフェッショナル 仕事の流儀

守るのは、働く者の誇り

弁護士 村田浩治さん

交渉は、違法な行為をやったんだから、責任を取れという迫り方になりますし、裁判であれば、違法な実態があると。これをいろんな法解釈の中で救うべきではないかと、裁判官に共感してもらえるように訴える。それが一つの手段となりますかね。
使用者のようにふるまっていたんだから、使用者としての責任をちゃんととって下さいよ。配置とか、誰に教育を受けていたとか、責任を認めるのに値するような事実を積み重ねるということですね。

彼らはすごく頑張っているのに、報われてないんですよ。この人たちの誇りとか、傷ついた気持ちとかを癒すためには、そういう問題をほっておいていいんですかという訴えを起こしていきたいというふうに思いますね。
理屈では言えないかなあ。誰だって、自分がやってきたことについて、理由もなく、あなたはもう言いよって言われたら、傷つくじゃないですか。その傷ついた気持ちを誰も嫌してあげられないというのはおかしいと思います。そういう人たちをきちんとすくわなあかんという、報われるべき人は報われる、頑張った人は報われるというのは、実現しないといけないと思うんです。
働くことが、商品扱いというか、もの扱いというふうになっていること自体は、おかしいと思いますね。働くことの可能性というのは、単純に労務提供という、そういうことにとどまらない、人間の可能性を秘めた、そういう行為なんで、それがちゃんと尊重されて、その中から、いろんな新しい作業とか、新しい仕事とかが生まれてくると言うもんだと思うんで、そういう意味では、働くことが不安定で、どうしようもない状態ではだめだと思いますね。

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牛は鏡だから、牛を見て、自分が反省する情報を与えてくれて、牛はありがたいよね

2009年10月6日放送 NHK総合 プロフェッショナル 仕事の流儀

立ち止まり、足るを知る

酪農家 三友盛行さん

牛がおいしい草を食べたときに、本当に喜ぶんです。笑顔ですから。それは惚れ惚れするような顔で食べる。ものすごく牛飼いも幸せになる。それが牛飼いの生きがいみたいなところ。子供が母さん作ったご飯おいしいねって言うでしょ。あれと同じ。だから、母親、一生懸命作る。それを楽しみに牛を飼って、おなかいっぱいおいしい草を食べてもらう。それだけですよ。

立ち止まることと成長は無縁ではないんですよ。立ち止まって、去年やったことはいいのか、だったらここは今年は改良しよう。そして改良する。次の年、またそのままでいいのか、改良する、そうすると、同じ規模でも、深く深く進化していくから、それは成長なんですよ。走りながら考えられない。
牛から学んだこと。牛は正直だよね。牛をみると、人間が反映している。お前ら、ちょっと我慢しろというと、押しつけるところがあるからね。そうすると、牛はすぐ態度で反映するんだよね。牛は鏡だから、牛を見て、自分が反省する情報を与えてくれて、牛はありがたいよね。
牛の期待に応えられるような親方になりたいよね。

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どうやら非常に安定して、このまま季節性のインフルエンザになっていく傾向を見せている

2009年9月29日放送 NHK総合 プロフェッショナル 仕事の流儀

新型インフルエンザを食い止める

WHOメディカルオフィサー医師 進藤奈邦子さん
最初、ウイルスが出始めのころ、このウイルスがさらに変化する恐れがあったわけですけど、ウイルスを注意深く見てみると、生物学的には、非常に安定していることが分かっています。また、病気の人たちの症状を見てみても、そんなには変わっていないんですね。ただ、どんどん広がっていますし、やはり冬の間は普通の季節性インフレエンザのように、あるピークを作るというのが分かりました。
変異する可能性というのは、もちろんあるんですけれども、どうやら非常に安定して、このまま季節性のインフルエンザになっていく傾向を見せているんではないかと思っています。
重症化する割合は、だいたい1%前後、多いところで6%ぐらいの人が入院を有するような重症になっている。その中の、だいたい4分の1ぐらいの人が集中治療を必要とするような非常に重症な病状を呈するということが分かっています。
このウイルスは本当に感染力が高いんですね。ですから、たくさんの人に感染しています。ですから、1%といっても侮れない数といえると思います。

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本当に必要かどうかということの判断というのは、常に一回判断をして、それでいいかをもう一回反芻してから前に進む

2009年9月15日放送 NHK総合 プロフェッショナル 仕事の流儀

ドクターヘリ、攻めの医療で命を救え

救急医 松本尚さん

やらなければいけないと思っていることが、本当に必要かどうかということの判断というのは、常に一回判断をして、それでいいかをもう一回反芻してから前に進むと。
重症の患者さんであればある程、頭の中はものすごく考えていますね。今の処置が終わった次に、何をしようかというのを常に考えています。二手先ぐらいまでは考えながらやっています、私は。
つらいと思うんですよね、とにかく。どうして事故起こしちゃったんだろうと思っている方もいらっしゃるだろうし、これからどうなるんだろうと思っている方もいらっしゃる。少しでも、それを取ってあげて、あなた方の味方なんだよということを分かってもらったうえで治療を始めたいなというのはそれは意識的にやってますね。

どうすることもできない部分があるのは、きっと間違いのないことだと思うんですけど、全部が全部、これはどうしようもないんだよと片付けてしまうと、医療の進歩はないと思うんですね。仕組みを変える、救急医療の搬送の体制だとか、そんな仕組みを変えることによって、まだまだ今までどうにもならなかった人が、どうにもなっていくチャンスというが広がってくると思います。まあ、気軽に僕らは奇跡だねって、会話の中では使いますけれども、やはり、ちゃんと仕組みを作って、ちゃんとスタッフたちがチームワークよく動いて、意図したとおりに事が運べば、僕は奇跡抜きで助けることは十分できると思います。

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まずは、自分の揺るぎない芯を確認すること、そのことが大事だと思います

2009年9月1日放送 NHK総合 プロフェッショナル 仕事の流儀

みな、どん底から はいあがってきた 逆境からの復活スペシャル

脳科学者 茂木健一郎さん
逆境の時というのは、自分の考え方だとか、行動の仕方とか、いろいろ変えなくちゃいけないんですけれども、脳は揺るぎないもの、変わらないものがあって、初めてフレキシブルに適応することができるんですね。ですから、まずは逆境におかれた時には、自分の中の変わらないものは何だろう、自分の中の揺るぎない価値観は何なんだろうということを確認する。この芯を押さえれば、あとのことはいくらでも柔軟に変えることができるんです。まずは、自分の揺るぎない芯を確認すること、そのことが大事だと思います。

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