いつも批判ばかりしているんじゃなくて、たまには相手の意見を汲んで、引いたと見せかけて、攻める

2009年7月29日放送　ＮＨＫ総合　名将の采配

中国の覇者　重耳　経験が生んだ奇策の勝利　城濮の戦い

漫画家　やくみつるさん
19年の耐え忍んでいる間に、いろいろ試行したんでしょう。それが大勝負に生かされているというか、リターン志向といいますか、やはり一回引くように見せかけるというのは、今後何か生かせるんじゃないかなと。いつも批判ばかりしているんじゃなくて、たまには相手の意見を汲んで、引いたと見せかけて、攻める。

駆け引きがナポレオンの天才たるゆえんだと思いますね

2009年7月22日放送　ＮＨＫ総合　名将の采配

ナポレオン　常識破りが勝利への道　アウステルリッツの戦い

一旦開けたプラッツエン高地をものの見事に取り戻すと。ここで相手は物凄く動揺すると思いますね。こういった駆け引きがナポレオンの天才たるゆえんだと思いますね。

これね、女性口説くのとおんなじ方式ですよね。普通に言っても全然だめでも、いろいろ弱らせて、弱っている時に口説きにいくと、ちょっと折れてくれたりするじゃないですか。
立場が反対で、初め男の人を立てておいてさ、結婚したら立場逆みたいなね。

やっぱり一番大事なのは、そこに住む人たち

2009年7月15日放送　ＮＨＫ総合　名将の采配

真田昌幸　懐の深さが勝利のカギ　上田城の戦い

女流棋士　高橋和さん
最後、火をつけるというのは、どうかなとは思ったんですけど、やっぱり一番大事なのは、そこに住む人たちなわけで、そこで危機になったら、建物とかではないんですね。

トップの信頼性、それから、ばらばらになったとしても一体になって動いている

2009年7月8日放送　ＮＨＫ総合　名将の采配

アレキサンドロス　窮地を突破する統率力　ガウガメラの戦い

経済評論家　佐藤治彦さん
トップの信頼性、それから、ばらばらになったとしても一体になって動いている。一方で、ペルシャ軍は数はあるけど、組織としては弱い。ここが、実は勝敗の分かれ目になったんではないのかなというふうに思うんですけどね。