カテゴリー「トップランナー」の13件の記事

どうやったら彼女がよりかわいく、魅力的に、みんながこの子のことを知りたいと思うかなと思ったら、このこだわりというのが必要

2009年12月12日放送 NHK総合 トップランナー

イラストレーター 中村佑介さん

口紅引いてみるとか、アイラインを塗るとか、二重瞼にするとか、例えば、胸を大きくするとか、グラマラスにするとか、そういうのもいいんですけど、そういう女性を美しく描く表現の仕方もいいんですけど、僕はなるべく彼女をそのままでいてもらってよくって、そのうえで、どうやったら彼女がよりかわいく、魅力的に、みんながこの子のことを知りたいと思うかなと思ったら、このこだわりというのが必要で、お化粧みたいなもんです、絵の中の。彼女は化粧していないんですけど、ここで僕がしているみたいな感じですかね。

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技をやっているところとか、回っているとかよりも、歩いているところで、ウォーと拍手が来たりするんですね

2009年12月5日放送 NHK総合 トップランナー

タンゴダンサー 山尾洋史・恭子さん

ブエノスアイレスでエキビジションとか、あったりするときというのも、ここで拍手か、というふうに最初は思ったんです、はじめて踊ったころって。そこは何かというと、歩いているところなんですよ。技をやっているところとか、回っているとかよりも、歩いているところで、ウォーと拍手が来たりするんですね。タンゴって、ある部分では、それが基本でもあるのかなという気がするんです。2人で歩く。普段は一人で歩くじゃないですか。2人で歩くということ。

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いろいろ考えてきて、すべっているな、こいつって思いたいですね。ドエスも甚だしいですよ、この男は、本当に

2009年11月21日放送 NHK総合 トップランナー

お笑い芸人 次長課長

一回離したのに、また戻ってきたみたいな、あの時の快感というか、返ってきてくれたという、あの快感は、他のに比べて全然いいと思いますね。
やっていることはすごい単純なことなんですよ。取り調べというコントがあるんですけど、やったか、やってないかだけで、15分やりますから。言っていることは、やったのか、やってないのか、やっていませんというだけなんですよ。それはしつこいと言ったらありゃしないですよ。

全く同じことを何回もやっていると、本当に笑わないんですよ。相方を一番最初に笑わしたいので、ネタ合わせあまりしないんですね。ほとんどしないんですけど。それにはちょっと理由があって、相方がこれをやるということを言ってしまうと、もう笑わないんですよ。だから、肝心なところは舞台でしか出さないんで。不動産屋だけでも、結構いろんなことをやって、やっていますよ。
あきさせてくれないというのが。で、すべってほしいんですよね。僕は。いろいろ考えてきて、すべっているな、こいつって思いたいですね。
ドエスも甚だしいですよ、この男は、本当に。

僕が、一般の方ですごい面白い方がいらっしゃたりしたら、それを一回全部自分の中に入れて、井上さんのところに手見せですよ。こんなのいますけど、どうですか。
おらんなあと言って。
このキャラクターの人が、こういうことを言えばいいというのは、僕が考えて行きますよね。
それを一回当てて、やるんですよ。やったことに、補足で突込み的なことを入れてくるんですね。

全く知らないです。何やっているのか。番号も知らないですよ。どこ住んでいるのか知らない。ほとんどコンビの人、知らないですよ。まず、携帯番号を入手したところで、何の用事でかけていいのか、わからないですもん。だって、毎日会うんですよ。毎日ここでしゃべるわけじゃないですか。親よりも、だれよりも一番長いんですよ、20年以上。聞くこともなければ、話すことないですもん。

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昔はそのまま笑っていたけど、二十幾つにもなって、笑っているだけで大丈夫なのかな

2009年11月14日放送 NHK総合 トップランナー

俳優 ミュージシャン 小池一平さん

相変わらず、言われるということはありがたいなと思いますけどね。ただ、自分自身に疑問を覚えることはたまに。かわいいと言われていて、それに応えることができるのかな、僕はって、だいぶ年を、二十歳すぎて思うようになってきたのはありませね。今の年を取ると、気持ちも変わってくるじゃないですか。昔はそのまま笑っていたけど、二十幾つにもなって、笑っているだけで大丈夫なのかな、もっと別のとこでも、何かたくさん伝えていきたいなという気持ちが芽生えてきたから、自分の中で、本当に笑うだけでいいのかなって出てきたのかも。

逆に、今、かわいいとか、癒し系だとか言われていることが、きっと武器になるなと僕は思っているので、何か全然違うところがあって、カッコいいやないかと思わせたら、僕は成功だなと思うので、別に焦る必要もなくて、きっといつか絶対おっさんになったら、かわいいと言われなくなるから、その間に、格好いいと言われる要素というのをちゃんと鍛えておかななというのはすごく思いながらね。

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見かけはだいぶ変なバランスですけど、根っこではすごく人間の住む場所という意味で、本質的なものになっている

2009年11月7日放送 NHK総合 トップランナー

建築家 藤本壮介さん

僕としては、ちょっと変わっているなという気はするんですけど、ただ、考えていくときには、普段暮らしていて、どんなふうに暮らしたら楽しいかなとか、そもそも人間って、どんな場所に住んでいるのがいいのかなとか、もっとさかのぼっていって、猿から人間に替わったぐらいのときに、人とって、どんな場所にいたのかなとというようなことを意外と考えているんですよね。そうすると、木のよじ登っているようなの、あるんじゃないかとか、庭だけど、囲っちゃって、ちょっと森みたいな感じになっていたらいいんじゃないかんとか、そういう根っこのところから考えているので、見かけはだいぶ変なバランスですけど、根っこではすごく人間の住む場所という意味で、本質的なものになっているんじゃないかなと思っています。
未来の人が、こういうのに、普通に住んでいるかもしれない。そういうつもりで作りたいなと思っていますね。未来にはスタンダードになっているというか、そういうイメージでは作っていますね。

常に、次にどこかに行く道みたいのを用意しておきたいんですよね。完成が嫌いなじゃないかって、おっしゃったじゃないですか、建築家としては、完成させなければいけないので、完成させなければいけないのを分かっているんだけど、僕、昔から、もの作るときに、完成させられなかったんですよね。出来上がりそうになると、何か面白くなくなっちゃって、また別のものに行っちゃうみたいなところがある。それを急に思い出しましたよ。固まっちゃうのが嫌なんでしょうね。常にこう行っていたいという。
自分で決め切ってないんだけど、最後は完璧になるというのはいいですね。

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俺、やる必要ないでしょ。今、それよりもやらなきゃならない急務がありますから。仕事の歌という

2009年10月17日放送 NHK総合 トップランナー

ロックバンド 怒髪天

今、不況だったり、ワーキングプアだ、なんだと言われて、不況とかを身に感じて、切実なことなんで、それは日常に根づいた歌を作ろうと思ったら、そこは絶対外せない、それがメインになってくるだろうと当然の流れだと俺は思うんですけど。大概が違うでしょ。あなたが好きなのよみたいな歌ね、その人、俺のことを好きならいいですけど、大概別に俺のこと好きじゃないですよね。あれを聞いたら、明日の仕事が辛いけど頑張ろうと思えないでしょ。
基本的にラブソング、すごくいい、素敵だなと思うけど、ラブソングスペシャリストみたいな人いて、その人の曲いいなと思うけど、それだったら、俺、やる必要ないでしょ。今、それよりもやらなきゃならない急務がありますから。仕事の歌という。

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習ってきたことをすべて忘れなさいと最初に言われて、一から、あなたに合った教え方、筋肉の付け方を教えます

2009年10月10日放送 NHK総合 トップランナー

バレーダンサー 中村祥子さん

最初の白鳥の湖という役をいただいたときに、悩んだんです、すごく。白鳥になりきれなくて、周りが、コール・ド・バレイと群舞の子たちもすごいスタイルのいい外国の方なんですけど、ポーズをしていると、もう白鳥なんですね。姿が白鳥というか、私自身は、自分をみると、何か醜いあひるの子じゃないですけど、顔がやっぱり外国の方に比べて大きいし、白鳥の手の中に入りきれてないということで、白鳥になれないという、見た目からコンプレックスを感じちゃって、どうすればいいんだろうって、すごく考えて、悩んでいたんですけど、その舞台が終わった後に、お客さんたちが、日本の白鳥を見ましたと言って、すごく喜んでくれたんですね。そこから、もしかしたら、日本人であることを、もっと利用というか、自分に入れてもいいんじゃないかなって、自信を持っていいんじゃないかなと思えて、目線とか、うなじのきれいなラインだったりというのを、もっと取り入れてもいいんじゃないかなと思ったんです。

ジョン・クランコというバレー学校に留学できたから、バレリーナとしての基礎ができるようになったと思います。その先生は、すごく理解してくれたんです。あなたは日本人の骨格をしている。海外の方は、すごく開いているし、もともとどちらかと言うと、バレー向きの体系をしている方が多いですね。でも、日本は日本舞踊みたいに内についちゃっているから、それはすごく理解してくれて、習ってきたことをすべて忘れなさいと最初に言われて、一から、あなたに合った教え方、筋肉の付け方を教えますみたいな感じで言われて、どうするんだろう、この骨格がどう変わるんだろうって、骨でも折られるのかなみたいな、本当にそれぐらいこわい先生で、でも、その先生は筋肉を移動させないさいって。私、もともとO脚だったんですけど、O脚というのは、外にふくらはぎが付いているから、O脚に見えて、その筋肉を内に移動させなさいっていうんです。骨を折ることはもちろんできないし、骨を曲げることもできないし、だから、立った状態で筋肉だけを移動させなさい。移動するというか、そういう見せ方を学びなさいって。でも、気をつけることによって、自分でも驚いたんです。変わるんだなあって。ラインって、出来上がるんだなってすごく思ったんですよね。

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高校生ごときが、なんで解釈を変えているんだみたいなことで、もう選外みたいな感じでしたよ。酷評でした

2009年9月19日放送 NHK総合 トップランナー

作曲家・編曲家 吉俣良さん

最初、鹿児島に住んだ1回だけ、僕は霊感とか何もないんですけど、ホテルのベランダからぼーと桜島を見ていたら、何か気が来たんですよ。何かわからないけど。見えないです、何も。何かエネルギーをもらったような錯覚に陥ったんです。すげえ、なになに、今の感覚っていうのは1回だけありました。これじゃないの、薩摩の、当時江戸とこんなに距離があって、電話も何にもないときに、日本を変えようとみんな出て行ったわけじゃないですか。そういうのを呼び起こす何かのエネルギーがこの町にはあるなと勝手に考えちゃったんです、自分がそう思ったから。
作った後に、鹿児島の人間に、桜島感じるなとか、作った曲を鹿児島に住んでいる人間が言うんですよ、いろいろ。この曲、鹿児島なんだよなあ、とか、それがすごく自分には不思議。鹿児島に住んでいる人間にCDができてから言われたんで、すごい嬉しかったです。やっぱり住んでよかったと思いましたね。3週間。

吹奏楽部がうちの高校は県で一番うまい高校で、吹奏楽にものすごい集中していましたね。コンクールに3年間でて、僕が部長をやった2年の時だけ、落ちたんですよ、九州大会に行けなかったんですよ。実質的に3年生が権限を握るので、3年生に自分がなったときには、絶対に優勝してやると決めて、思って、まず何をしたかというと、顧問の先生に降りていただいた。もっと何か違ういことをしたくて、音大に行って、今、ルーマニアで棒を振っていらっしゃる尾崎先輩という方がいらっしゃって、その人が音大に行かれたので、先輩、ちょっと帰ってきて、僕たちの棒を振ってくれって。毎晩11時ぐらいまで、スコアを広げて、喫茶店で。今でいう、アティキュレーションというんですけど、強弱とか、テンポとか、音は変えないんですけど、強弱とか、テンポの解釈ってあるじゃないですか。たとえば、ここは大きくとか、ここは小さくとか、当然スコアに指定してあるわけですね。全部とっぱらって、フレーズを見ながら、ここは迫りくるようにしたほうが格好良くないとか、自分たちで勝手にスコアを解釈してやったんですよ。県で絶賛ですよ。子供たちが良くもここまで、課題曲ですよ、しかも、それをここまで自分たちなりの解釈にしたということは、素晴らしいことだと言われて、胸を張って、九州大会に行ったんですよ。だいたい何様だと。作曲家が、しかも課題曲を作るような偉い先生が曲を作られて、こういうふうに演奏したほうがこの曲は生きると言っているものに対して、高校生ごときが、なんで解釈を変えているんだみたいなことで、もう選外みたいな感じでしたよ。酷評でした。一番下の賞でした。でも、僕はすべてを独学でやっていて、音楽大学も出ていないし、スコアの勉強とかも何もしていないんですよ。なんで今、スコアが書けるのかと言ったら、あの時に培った、よくスコアを見ていた、それだけなんですよ。スコアをすごく研究しているから。音楽のスコアを使って、音楽を解釈するというアレンジの手前、入口にはすごくなったと思いますね。

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かつて夢見た時代に今、生きていて、夢に見た社会に今、なっているかというと、なってねえな

2009年9月12日放送 NHK総合 トップランナー

アニメーション映画監督 細田守さん
20世紀、僕らが青春を過ごした1980年代ぐらいというのは、21世紀という言葉が未来だったんです。科学技術も発展して、いろんな世界の問題が、人間の英知によって解決されるだろう、それが21世紀。素晴らしい未来。それを僕らは信じていけばよかったんですね。SFブームなんかは、そういうふうなことで、未来の時間が憧れとしてあったんだと思うんですね。そういう中で生まれたのは、原作の時をかける少女、筒井先生の、だと思うんですけど、僕らって、今、気がついたら、21世紀に生きているじゃないですか。かつて夢見た時代に今、生きていて、夢に見た社会に今、なっているかというと、なってねえなというかさ、そんなふうじゃなくて、相変わらず昔からの問題、たとえば、昔、公害と言われたのが、今、環境問題と言われたりとか、世界の戦争も全然なくなってないという中で、じゃあ、今の時代に、何が一番未来という感じがするかなと思ったら、実はですね、ほかでもない、たぶん若い女の子というかな、女の子のバイタリティそのものが何か未来に向かっているなって。彼女たちが一番未来を感じさせるなって気がしたんです。

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同世代のダメだしって、俳優同士はタブーだと思っていたんですよ

2009年9月5日放送 NHK総合 トップランナー

俳優 小栗旬さん
機会があれば、死ぬまでに一度は織田信長をやってみたいなと思いますけどね。あの人が生きていたら、日本という国は、もっと違う国になっていたんじゃないかなって、すごく思うんですよね。たぶんカナダみたいな国になっていたんじゃないかなって。カナダの国の内情なんかは全然知らないですけど。行ったときに、カナダって、フランス領のほうと、英語圏とあって、すごく多国籍なところだなっていうふうに、行ったときに思って、もし織田信長が生きていたら、あの人は異国の文化をもとどんどん取り入れていっていたんじゃないかなと思うんで。

同世代のダメだしって、俳優同士はタブーだと思っていたんですよ。やっぱりみんな自分に誇りもあるし、たぶんそういう作業というのは、監督であったり、演出家がすればいいことだと思うので、役者同士で、おまえのここがいい、ここが悪いって、あまり言っちゃいけないよなあっていうのがすごくあったんですけど、竜也とは初めて、もうここまで来たし、言い合っちゃおうよという関係ができて、毎回気持ち悪いんですけど、本番始まる前に、2人でハグして、よろしく頑張ろうねって、それをした後に、2人とも文句言いながら、お互い同じところから出ていくので、5分前に竜也が柔軟とかをはじめて、体を慣らし始めるんですよ。ぼそっと横で、そんなことしても、おまえ、芝居よくならないからさあ、といって、通り過ぎて行ったりするんですね。

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