漫才師にとっては自由な場所って、ここだけなんですよ。ということは、このマイクいるんちがう
2010年7月31日放送 NHK総合 ディープピープル
漫才師
増田英彦さん、中川剛さん、水道橋博士さん
袖で後悔しているときって、ない?ここから出ていくのかと思ってさ。こんな仕事付かなければ良かった。
長生きせいへんやろなと思いますよね、心臓の動きを聞いたときに。
ものすごく楽しいことをしにいくぞというはずなのに、喉カラカラになって。
でも、漫才中は楽しいですよね、強いて言えば。
舞台出ているときは、逃げているみたいな感じるときがあるんです、僕は。
マイクの前が一番楽というか。
自分でネタを考えているときのほうが苦しい。たけし軍団やっていたから、最初の徒弟制度が苦しくてね。ただ、舞台の上のマイクの前だけは、横から兄弟子が来て、殴ったりとかもないじゃない。絶対に邪魔されないじゃない、この時間は。師匠の悪口言おうが、兄弟子の悪口言おうが、何言ったって、受ければいいわけじゃん。この解放感、この区画だけの。
漫才師にとっては自由な場所って、ここだけなんですよ。ということは、このマイクいるんちがう。
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